日誌

海洋科2年生航海実習 26日目

2022年7月8日 10時40分
2年生


7月6日(水)正午位置 35°-31.2N 133°-19.6E

 乗船26日目、いよいよイカ釣り実習がスタートします。今夜から昼夜逆転の生活となります。生徒たちは初めてのイカ釣り実習に興奮しています。やることすべてが初めての経験ですので楽しみで仕方ありません。まずは、CTDという観測機器で、この水域の海洋水質調査を行います。検査項目は、水深1mごとに海水中の塩分濃度、溶存酸素、濁り具合、水素イオン指数です。このような内容を調べることは、学術的にも重要とされており、資源量の調査や生態調査では必ず調べる内容となっています。その後イカ釣りを開始しました。仕掛けを入れて30分くらいで、イカが釣れはじめました。はじめに釣れたのはケンサキイカ(シロイカ)でした。大きさは胴長25cmの中型のものでした。生徒たちは「おー!」と歓声を上げながら、次は自分が釣ってやると意気込んでいました。近年不漁続きですが、今回はぽつぽつと釣れました。ケンサキイカとスルメイカが釣れ初日としては、上々と言ったところでした。 以上、本日の報告でした。


     いよいよ操業開始です


    パラシュートアンカースタンバイ


    パラアンカーの準備を見学中
   

      2ハイ同時に釣れました!


    イカ釣り機が釣ったイカを回収 


      良い型のスルメイカです