下関体験航海4日目
2014年5月10日 18時11分5月10日 11:00 境港へ無事入港し、14:00下船しました。
出港の時とは顔つきが変わり、真剣な表情で入港している姿に成長ぶりを感じました。
5月9日の様子(指導教官の日報より)
実習3日目です。昨晩、下関から北上し東進するまで船はよく揺れましたが、今朝はすっかり波も収まりました。朝の食事当番は船酔いでフラフラの3人と、船酔いに負けない1人の4人でした。この1人は昨日も今日も酔わず、食事の準備のときは元気だったのに、3人の船酔いに気圧されてしまったのか、片付けのときにはとうとう船酔いをしていました。それでも自分の役割を果たそうと必死になって頑張りました。また、片付けの時には食当以外の2人が手伝ってくれました。海洋科の生徒らしく、責任感と協調性を持っています。彼らは、船内学習では誰よりも真剣に聴いてレポートもしっかりまとめたりしており、乗船前から意欲の高さが伺えこの3日間本当に一生懸命やっていました。嬉しいことです。全員がこのように実習に対して真剣に意欲的に取り組んでくれるようになれば、2年生での実習はもっと良いものになると思いました。
予定より若干早く漁場につき、午後からは釣り実習です。13時からの班は最大47cmのツバスを筆頭に、マダイ、チダイ、ウマヅラハギなどみんなが1匹は持って帰ることができました。15時からの班は釣りレクチャーの時間の10分前から集合して、「先生、早く行きましょう!」と意気込んでいましたが、ぱたっとと釣れなくなり、非常に残念な思いをしました。2年・3年の航海でもこの場所で釣りをする機会がありますので、ぜひリベンジして下さい。明日で実習も終わりになります。ミーティングでは最後の1日をどのように過ごすのか、自分にしっかり問いかけるよう話しました。あと数名がきちんとすれば、全体がより引き締まった気持ちで実習を行えると感じています。明日の入港には出港時よりも成長した彼らの姿を見ていただけるよう、残り1日がんばります。
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