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日誌

海洋科2年生オーストラリア国際航海No.15

2014年11月4日 15時02分
2年生

11月1日(土)の正午の状況<南下中>
航海距離3414.4miles、速力drifting、 針路、 風向SE、風力4、天候晴、
気圧1011.8hPa、気温28.0℃、水温27.3℃、風浪4

【11月1日(土)の日報】
 今日は行きの航海のまとめとして、確認テストを行いました。船長コースは船長講義の内容からの出題、海洋技術コースは六級海技士(機関)の模擬試験をしました。昨年から取組んでいる海洋技術コースの六級海技士の学習ですが、機関部の乗組員に全面的に協力していただき、それまでは合格者が毎年1名程度でしたが、今年の2月定期では8名の合格者が出ました。今年も、海技士試験対策はもちろんですが、生徒の船用機関に関する理解が進むように、いろいろ工夫していただいています。境港の漁業会社の方が、「船のエンジンを学習する生徒は金の卵だ」と言われていたように、現在漁船の機関員や舶用機関の整備士の後継者が地域から求められています。この若鳥丸でエンジンを学んだ生徒が地元の船や鉄工所で活躍してくれることを願っています。
午後には、ガソリンエンジンの分解と組立を行い、若鳥丸のディーゼルエンジンとは違ったエンジンの構造について学習をしました。生徒たちは船内で多くの教材に恵まれて、乗組員からきめ細やかな指導を受けています。また、将来の職業のことや悩み事など、色々なことを乗組員に相談しているようです。将来は船に乗りたいと考えている海洋科2年生にとって、この若鳥丸は学習するのに最高の環境だと思います。生徒たちには、この恵まれた環境を生かして、資格取得や進路実現につなげて欲しいです。

       海技士模擬試験の様子

      ガソリンエンジンの分解・組み立て