海洋科オーストラリア国際航海No.17
2014年11月4日 15時15分航海距離3888.1miles、速力なし、 針路なし、 風向NE、風力2、天候晴、
気圧1015.5hPa、気温28.7℃、水温28.0℃、風浪不明
[【11月2日(日)の日報】
今日はいよいよケアンズ入港の日です。境港を出港してから今までで一番うれしい朝を迎えたのではないかと思います。パイロットの乗船は、予定よりも早まったため見学することができませんでしたが、生徒から「船橋で船長に代わって指揮をとるパイロットのようすを見たい」という生徒の要望に応えて、船長コースは船橋に入ってパイロットの仕事ぶりを見学させてもらいました。見学を終えた生徒は、「パイロットの英語の発音がすごく良かった」という感想を言っていました。
今年の入国審査は検疫と税関の職員が乗船され、予想していたよりも時間がかかりました。しかし、通訳の人が言われるには、ケアンズでは若鳥丸の評判がとてもよいということでした。衛生面での指導が十分されており、乗組員の対応が良いからだそうです。私自身は若鳥丸でケアンズに来たのは3回目なのですが、そのように評価されていると聞き誇らしい気持ちになりました。生徒も入港作業や入国審査など、しっかりできていると感じました。今後もケアンズで愛される若鳥丸であって欲しいと思います。
午後からはケアンズ市街に上陸し、スーパーやナイトマーケットでお土産を買い求め、久しぶりの上陸活動を満喫していました。船に帰ってからも「地元の高校生に出会ったがかわいかった」など、出会った人の話をする生徒が多かったのが印象的でした。明日のキュランダ高原も充実した研修になることを願っています。
ケアンズの町が見えてきました。
ケアンズ着岸直前の様子