オーストラリア国際航海No.18
2014年11月5日 16時08分11月4日(火)の正午の状況<CAIRNS(ケアンズ)>
航海距離3888.1miles、速力なし、 針路なし、 風向ESE、風力2、天候晴、
気圧1015.6hPa、気温29.0℃、水温28.3℃、風浪不明
【11月4日(火)の日報】
今日は寄港地研修の2日目でキュランダ高原観光の日です。スカイレールに乗って熱帯雨林やバロン滝の絶景を堪能し、その後「レインフォレステーション」という施設に移動して、動物園でカンガルーやワラビーとふれ会いました。巨大ワニは昼寝中で、「動くところが見たかった」と生徒は残念そうにしていました。昨年までの動物園と違うところは、6ヶ月前に「タスマニアンデビル」とうオーストラリアを代表する有袋類の動物が来たことでした。その後、水陸両用車で熱帯雨林を見学し、コアラとの抱っこ写真の撮影、アボリジニーの文化体験、アボリジニーのダンスショーに分かれました。もちろん私はアボリジニーのダンスショーを選択し、今年もステージで一緒にダンスを踊らせてもらいました。アボリジニーからも「グッド ダンシング!」と声をかけてもらえて嬉しかったです。
昼食はレストランでバイキングを食べました。初めてのオーストラリアでの食事だった生徒の感想は、「船の食事のおいしさがよくわかった」「やっぱり日本食にかぎる!」というのが多かったです。おいしいものを外国で食べることも良いのですが、口に合わない食事を食べて、日本の良さや身近に料理を作ってくれている人への感謝の気持ちを持つことも、とても大切なことだと思いました。その後、キュランダ村に移動し、自由に村を散策しました。有名なおじいさんがやっているアイス屋に行った生徒が多く、日本のことが好きなオーストラリア人のおじいさんは「お・も・て・な・し」や「倍返しだ」、「だめよ~、だめだめ」など、日本の流行語を言って生徒たちを喜ばせてくれたそうです。
その後、キュランダ観光鉄道に乗って、約2時間の列車の旅をしました。今回は、日本人ガイドの方の説明が詳しくて興味深く、車窓から見える景色についてだけでなく、ケアンズでの暮らしや、最近ケアンズに来た日本の有名人の話、ケアンズがマカオのようにカジノの街に変わろうとしていることなど、列車内での2時間でいろいろなことを解説してくれました。例年、歩き疲れて列車内で寝てしまう生徒が多いのですが、今年はカメラで一生懸命いろいろな絶景を撮影していた姿が印象的でした。今日の生徒の日誌には、「近い将来、またケアンズに来たい」「次に来たときはもっといろいろ見て周りたい」とあり、ケアンズの魅力を十分に満喫してくれたようです。明日のグレートバリアリーフでのスノーケリングも、今日のようによいコンディションで行えたらと願っています。キュランダ高原観光の様子
動物園のカンガルー
水陸両用車「アーミーダック」
アボリジニーとツーショット
キュランダ村のお土産屋にて
キュランダ村のコーヒー店
列車から絶景を撮影