海洋科2年生オーストラリア国際航海No.21
2014年11月10日 15時46分航海距離3888.1miles、速力 、 針路 、 風向North、風力2、天候晴、
気圧1014.4hPa、気温29.2℃、水温27.5℃、風浪不明
【11月7日(金)の日報】
今日はケアンズを出港する日です。生徒たちは「やっと日本に帰れる」という気持ちと、「もう少しケアンズにいたかった」という気持ちが半々のようです。ある生徒は「将来はケアンズで働きたい」と言っていました。今回は円安の関係で1$=105円だったため、600mlのペットボトルのジュースが4$=420円もするため非常に物価が高く感じました。しかし、ケアンズでは最低賃金が1時間あたり20$=2100円なため、物価の高さは気にならないそうです。生徒たちは寄港地活動を通して、日本の素晴らしさを認識するとともに、外国の魅力も知ることができたのだと思います。
ケアンズ出港後は、海が穏やかでしたが、サンゴ礁のある海域を抜けるとうねりが強くなり始めました。夕食の時には6人程が船酔いとなっていました。しかし、この航海実習も半分が終わり後半を迎えました。前半は船酔いで当直中に座り込んでしまっていた船長コースの生徒も、今日の当直では船酔いになりながらも窓枠に身を預けながら懸命に見張りをおこなっていました。船酔いになっても精一杯できることをするというのが帰りの航海には求められますが、それをやり遂げようと頑張っている姿を見て嬉しくなりました。
生徒の体調面ですが、田中が風邪症状になっています。疲れが溜まってきているので体調を崩さないように体調管理をしっかりさせていきたいと思います。ケアンズ出港
久しぶりの船酔いに耐える様子