海洋科2年生オーストラリア国際航海No.31
2014年11月19日 11時37分航海距離 2805.7miles、速力11.1kt、 針路333°、風向NE、風力5、天候曇、
気圧1015.21Pa、気温25.2℃、水温26.2℃、風浪5
【11月17日の日報】
今日も昨日に引き続き、若鳥丸は右舷側から大きなうねりを受けているため、よく揺れています。この揺れは生徒の安眠を妨げているようで、「朝に目が覚めたら体が痛い」「2時間ごとに起きてしまい、熟睡できない」といった声が聞こえてきます。しかし、この揺れも明後日の夜に豊後水道に入れば確実になくなります。もう少し我慢すれば揺れが無くなることがわかっているので、頑張ろうという気持ちになっているようです。
船酔いになっている生徒も数名おり、今日は食事当番になっていました。航海の前半は、「僕が船酔いの人の代わりに食事当番やります」といった声が出ていて、その生徒に甘えているところがありました。今日も船酔いで食事当番ができなさそうな様子だったのですが、周りの生徒からも「最後の食事当番ぐらいしっかりやれよ!」と声をかけられていました。確かに船酔いになっている生徒からすれば、船酔いになっていない元気な人にやってもらいたい気持ちになるでしょうが、自分でやらなければ成長する機会を失ってしまいます。私もつい「船酔いに甘えて悔しくないのか!」と大きな声を出してしまいました。生徒達には乗船実習をやり遂げた達成感と、今回の実習による成長を実感してほしいという思いで、乗組員と協力して指導していきたいと思います。
今日は、久しぶりに差入れでもらったアイスを生徒に配りましたが、とても喜んでいました。船酔いの生徒が数名いますが、下関入港まであと少しなので、気持ちを緩めないように気を付けてほしいものです。
各教科の課題を仕上げています。
船内の床磨き