海洋科2年生オーストラリア国際航海No.33
2014年11月20日 15時06分生徒は元気いっぱいのようです。
11月19日(水)の正午の状況<種子島東方海域北上中>
航海距離 3087.1miles、速力11.6kt、 針路333°、風向NE、風力5、天候曇、
気圧1016.2Pa、気温22.1℃、水温25.5℃、風浪2
【11月19日の日報】
明日はいよいよ日本に帰れるということで、生徒たちの表情は明るいです。「今までとても長かった」と言う生徒がほとんどですが、「意外とあっという間だった」という声も聞きます。生徒によって時間の感じ方がまちまちなようです。しかし、皆が口をそろえて言うのが、「行きよりも帰りの方がずっと短く感じる」というものです。実際の日数も若干短いのですが、精神的な部分も大きいのではないかと思います。
夜の8時半には高知県の足摺岬に近づき、皆が楽しみにしていた携帯電話の電波が入るようになりました。電波が入りやすい右舷側の窓に近づいて、1ヶ月ぶりに家族や友達に無事帰ってきたことを報告していました。
ミーティングでは船長から「君たちはこれまでよく頑張った。久しぶりに日本に帰ってきた喜びをしっかりと感じて上陸を楽しんでほしい。しかし、まだ実習中なので気を抜かないよう十分気を付けてほしい」という話をしていただきました。今晩は興奮しているために、寝不足になる生徒が増えるかもしれませんが、明日は入国審査などがあり忙しい1日となります。また、下関を出港した後は下船に向けた準備や釣り実習もあります。体調管理をしっかりと行い、23日には健康な状態で若鳥丸を下船できるようにしてほしいと思います。
やはり今日も生徒たちは「下関で○○の店で○○が食べたい」と言って盛り上がっています。それぞれ上陸してどんな物を食べたのかを聞くのが楽しみです。体調不良の生徒はなく皆元気です。
読書の様子
「☎無事に帰ってきたよ」