瀬戸内航海7日目
2015年6月12日 19時20分気温:22.0℃ 水温:20.5℃ 風向/力:WSW/6 気圧:1003.3hpa 天候:本曇

航海6日目、凪もよくほとんど揺れない一日でした。朝は大雨だったので体操、デッキウォッシュを中止し、部屋の掃除としました。今日までの当直は、船長コースが船橋で(船の周囲を見張り、操舵をするところ)海洋技術コースが機関制御室(機関の状態を見張るところ)としていましたが、今日から最終日までは逆にしました。お互いの仕事を知ることで自分の専門を深めてほしいと思ってこうしましたが、「せっかく日誌の書き方や引継を覚えたのに」という声もあり、どんな方法で両方の当直を組むのが良いのかは今後の課題です。一つの光明は船長コースと海洋技術コースから1名ずつ、計2名で当直をすることです。今回、M君(船長コース)とT君(海洋技術コース)が船橋当直に入る時間がありました。そのときに、当直の仕事内容や、日誌の書き方、引継の仕方についてしっかりと説明していました。これまでの当直の中で学んだことを、初めて船橋当直をするT君にわかるように説明していたのです。このように、自分の学んだことを人に伝えることはより学習が深まるチャンスだと思います。どちらのコースもしっかり学習していますので、次の航海ではそのチャンスが増えるような当直を組んでいきたいと思います。
10:00~11:32までは関門海峡航路学習。逆潮6ノット、視界は約2海里という中でしたが操船の難しさ、灯標の見方、他船と本船の関係などについて学ぶことができました。
明日は那須の瀬で釣り実習、昨年の航海では午後全く釣れなかったので明日はみんなが釣れるといいな、と思います。