沖縄潜水航海No.3
2015年7月1日 21時18分7月1日(水)若鳥丸正午位置 奄美大島西方海上南下中
気温28.9℃ 水温28.8℃ 風向/力SW/7 気圧1000.0hpa 天候雨
海上は時化で、船の動揺も大きい中で、実習生は与えられた作業をしっかりと行い、
頑張っているようです。
※台風9号の日本へ接近に伴い、実習日程の変更をお知らせします。那覇港出港日を一日早めて、7月6日(月)にいたします。台風の状況によっては、今後の日程が大きく変わることも予想されます。変更次第、随時お伝えいたします。 指導教官の日報 (6月30日)
朝の起床の時、若鳥丸は福岡県の北を西に進んでおり、とても穏やかな海況でほとんど揺れのない状態でした。昨日まで船酔いをしていた生徒も元気に体操とデッキウォッシュを行うことが出来ていました。昼食の時はちょうど長崎県の五島列島の東側を航行しており、やはり穏やかな海況で食事もよく食べることが出来ていました。ところが、食事が終ろうとする頃には島の陰を抜けたため、大きく揺れ始めました。昨日のミーティングで船長から「明日以降は時化ますよ」と言われていたとおり、その後は船の左斜め前方から波とうねりが押し寄せてくるため、体が宙に浮くような揺れが続きます。生徒も次々と船酔いになり、夕食後にはほぼ全員が船酔いとなってしまいました。ほとんどの生徒が船酔いのため、夜の8時には船内が静かになりました。明日の夜には実習海域の慶良間諸島に到着します。もう少しの辛抱なので、当直や食事当番などを一生懸命こなしてほしいと思います。
レーダーの操作方法を学んでいます
船酔いでダウンしている生徒(写真奥)