沖縄潜水航海No.13
2015年7月12日 21時36分
体操のために岸壁に集合する時、あまりの人の多さにびっくりしました。今日は土曜日ということもあり、兵庫ふ頭第一突堤は朝の6時前からかなりの人で、岸壁は釣り人でいっぱいになっていました。8時35分に出港したときは、岸壁で釣りをしている人たちが、私たちに手を振って見送ってくれました。「さすがは港町に住んでる人たちだな」と感心しました。出港後、しばらくすると明石海峡航路に入り、今日のメインである航路学習が始まりました。今日は視界が若干悪かったものの天気が良く、各航路での浮標の種類や、航路内に侵入してくる船舶との横切りの関係など、船舶運用や小型船舶の学習内容を直に体験する貴重な機会となりました。
夕方に通過した来島海峡航路では、前方を航行していたスピードの遅い船舶の影響で、予想以上に通過に時間がかかりました。船長コースの生徒は、すでに四級海技士(航海)の筆記試験に合格している生徒が3名いますが、この航海が終わってから海技士試験に挑戦しようとしている生徒も3名います。本日の航路学習で学んだことや体験したことは、ずっと記憶に残るに違いありません。また、海洋技術コースの生徒も海技士の勉強をがんばっています。明後日に行われる確認テストに向けて、機関の学習に取り組んでいます。昨日の阪神内燃機工業で見学した内容が、エンジンの構造を理解するために役立っていることと思います。生徒たちには、この航海で経験したことを資格取得に結びつけて、将来の仕事に生かしてもらいたいと思います。
海はベタ凪の状態で、船酔いの生徒はいません。健康状態は良好です。
神戸ポートラジオ交信の準備
備讃瀬戸東航路の学習