イカ釣り航海実習No.2
2015年9月7日 23時23分9月7日(月) 浜田市沖合イカ釣り実習操業海域漂泊中
風向/力:NNE/6 天候:本曇り 気圧:1007.6hpa 外気:23.3℃ 水温:25.1℃
波も風も強烈で船首から波を被る状態の中、仕掛けが絡み、どうにもなりません。
操業は中止となりました。今日の夕方にはこの風もおさまるハズです。今夜から
操業が再開できると思います。たくさん釣ってくれることを期待しています。
【9月6日(日) 指導教官の日報】
実習2日目、昨夜未明に操業海域付近に到着しました。風が吹くなかで漂泊していたので少し揺れて、朝食は約半数が船酔いまたは予備軍でした。9:00からイカ釣りオリエンテーションではイカ釣り機、パラシュートアンカー、手釣りの説明をしていただきました。その後海中の潮が少し速かったので10:00から南に移動し、11:30頃から再び漂泊、昼食はうどんでしたが、ほとんど食べなかったのは3名で、その他は最低うどんを半分食べました。夕方からさらに時化てきて、夕食は操業前にスタミナをつけてもらおうという計らいでしたが、半分の実習生が食べることができませんでした。残念です。18:00から操業の予定でしたが、パラアンカー投入、海洋観測後、イカ釣り機を動かし初めてみたものの、仕掛けどうしが絡まってしまうこと、操業班の生徒が船酔いでほとんど動けないことから、中止となりました。手釣りの仕掛けを一度だけ降ろして上げたところ、スルメイカ1匹、シロイカ3匹が釣れました。きっとイカがたくさんいただろうに、残念です。操業班は船尾の激しい揺れのなか、よく頑張っていました。もっと凪の中で漁業生産の喜びを体験してほしかったのですが、今日は生産の苦しみを知る結果となりました。明日は少しでも凪になり、実習生の船酔いも回復して操業ができると良いな、と思います。22時過ぎ、みんな船酔いでベッドに入っている模様。船内は静まりかえっています。
操業合図を待つ! 船尾が上がったり下がったりと、
まるで遊園地のバイキングのようでした。
夜食を目の前に、美味しそうなのに食べられない