オーストラリア国際航海No.9
2015年10月25日 16時47分風向/力SSE/2 天候bc 気圧1014.0hPa 外気29.3℃ 水温29.0℃

実習8日目、例年は東よりの風が吹くこの海域ですが、南よりの風が吹いています。気圧も朝からどんどん上がり、1014hPaになりました。北に台風があることでこのあたりが高圧帯となり、南よりの風が吹いていたそうです。気象衛星の画像では緯度が低い海域に雲がなく、赤道は雲一つない青空を見ることができるかもしれないと船長から伺いました。船内に掲示している赤道付近の写真よりももっとステキな景色をみることができるかもしれない、と実習生の期待は高まっています。「こんな景色、一生のうちに今しか見れない、こんな経験ができるなんてすごいよね-。しかも高校2年生でだよ、こんなの俺たちだけだよね!」by実習生。そうなのです、こんなすごい経験はこの子達しかできません。辛いことや苦しいこと、我慢することもたくさんありますが、他の人はしたいと思ってもなかなか実現しない経験をしているのです。そのことにみんなが気づいてくれるよう、もっと声かけをしていきたいと思います。今日の学習班は船長類型が船長講義、海洋技術類型が機関長講義と6級海技士の勉強をしました。船長講義では当直業務、非常時の対処法について学びました。当直業務は普段行っている当直業務の真意を学び、非常時の対処法では普段見ることのできない機関室を消火する装置や救命索発射装置などを見せていただきました。機関長講義では当直業務でしっかり学んでいた実習生が機関長からの質問にたくさん答えていたそうです。その後の海技士の勉強に繋がる内容もあり、実習生の学習に対するモチベーションも少し上がったようです。体調不良はありません。
仲良し食当「食事です」の放送
みかんの缶詰ごちそうさまでした
船長講義 SARTの説明
※25日、26日0時に30分ずつ船内時間を進めケアンズ時間にします。日本との時差は+1時間です。