オーストラリア国際航海No.10
2015年10月28日 11時08分風向/力ENE/4 天候bc 気圧1012.7hPa 外気28.9℃ 水温29.2℃

実習9日目、これまでの航海は最大8日間だったので、未知の領域に突入です。あと4週間で境港に帰ります。船酔いも乗り越え、当直も別類型の子に教えながらできるようになり、船内生活も慣れてきて5分前行動や自主的にできる実習生が大半です。しかし数名がルールを破り、秩序を乱している現状、ここが一つの区切りになるような気がしたので夜のミーティングは当直者も参加し、全員に話をしました。ルールや秩序は乗っている人みんなの安全と平和な生活のためにあること、一人一人の心がけがないと成立しないこと、守らない人は自分の評価を下げていること、守らない人の存在によってルールを守っている人が損をしていること。もう一名の指導教官からは洗濯洗剤の消費が早いこと、一人一人の積み重ねが大切なこと、自分のものは自分で管理すること、当直で遅刻がでていること。船長からは大人として見ていること、すぐに変わる事は出来ないが毎日の積み重ねで変わること、自己評価は高いが他の人からの評価は低いということではいけないこと、船の物品は公共物であること等を話していただきました。そしてこれまでのオーストラリア航海では全員が完璧にできて下船した例はないが君たちならできるかもしれないと思っているとも言っていただけました。昨年の今頃はまだ幼かった生徒たちも、1年間で成長し、またこの航海で大きく成長するチャンスをいただいています。実習生一人一人が自覚と責任、忍耐力、協調性、海を愛する心をさらに養って下船できるよう、残りの日々を大切に過ごしてほしいと思います。そして一日も早く、私たちを安心して毎日を送れるようにしてほしいと思います。
船内時間をすすめる
私たちの強い味方
差し入れのアイスをいただきました
ありがとうございました