伝統の音色に挑戦!
2025年11月21日 13時41分11月21日(金)日本の伝統楽器「箏(こと)」の特別授業を実施しました。社会人講師の先生をお招きし、生徒たちは普段なかなか触れる機会のない箏の音色と演奏技術に挑戦しました。
美しい音色と名曲に触れる
日本の名曲「荒城の月」の鑑賞
授業の最初に、講師の先生による箏の演奏と、本校の音楽科教員による合唱で、日本の名曲「荒城の月」を鑑賞しました。箏の深く美しい音色に包まれ、生徒たちは日本の伝統音楽の魅力を感じ取っている様子でした。音楽科教員は風邪気味で本調子ではないとのことでしたが、その歌声は音楽室によく響き渡り、箏の音色と見事に溶け合っていました。
今日は箏の二つの技術を学びました。
「おし」と「合わせづめ」
実技指導では、箏の演奏に欠かせない重要な二つの技術を、講師の先生に手取り足取り丁寧に教えていただきました。
「おし」(押し手):絃を押さえて音程を変化させ、音色に深みや揺らぎを与える技法です。
「合わせづめ」:異なる絃を同時に弾くことで、和音のように音を重ねる技法です。
合奏に挑戦
技術練習の後は、全員で「荒城の月」の合奏に挑戦しました。
教わったばかりの「おし」や「合わせづめ」といった技法を使い、一斉に奏でられた音は、一人で弾く時とは違う、響きとなりました。
この貴重な体験が、生徒たちの音楽に対する興味や、日本の伝統文化への理解を深めるきっかけとなることを願っています。