きゅうしょく

給食センター   ・・・智頭町役場 教育課 の「給食センター」へリンクしています

・きゅうメール
・給食献立
・給食だより
ほか

日誌

給食放送

2018年1月24日 17時39分

全国学校給食週間の取り組みとして、
給食の時間に栄養教諭から放送がありました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 みなさん、こんにちは。今日もおいしく楽しく給食を食べてくれていますか?

 

今日は、全国学校給食週間の初日として、給食委員会さんからきゅうメールでも伝えてもらいましたが、同じ八頭郡の若桜町でとれた食べ物を使った「若桜町のふるさと給食」にしました。

若桜町では、野生のシカが増え、農作物が食べられてしまう被害が増えたことから、シカを捕獲し、おいしい肉として食べられるように加工するため、「わかさ29工房」という施設が平成25年に建てられました。鳥取県で使われている鹿肉の多くは、このわかさ29工房で衛生的に加工されたもので、鳥取県内の学校給食や料理店でも使われています。

このような、猟師さんが山で捕獲されたシカやイノシシ、野生の鳥などの肉のことを「ジビエ」といいます。ヨーロッパでは、貴族の伝統料理として発展してきた食文化です。日本でも、鹿肉は「もみじ」、イノシシ肉は「ぼたん」というようにジビエを別の名前で呼び、昔から親しまれてきました。

鹿肉は、他のジビエに比べて味やにおいにくせがなく、牛肉や豚肉に比べて低カロリーで、成長期に必要な鉄分を多く含むヘルシーなお肉です。

これらの野生の生き物の命を大切にするため、鳥取県ではジビエの活用を進められています。みなさんにも、鳥取県の豊かな自然の恵みであるジビエについて、理解を深めてほしいです。