2月の終わりから雨や曇り空と寒さが続く毎日でしたが、今日はまだ寒さが続くものの、春の日差しを感じる、久しぶりに青空を見た１日でした。休憩時間には外で遊ぶ児童も増えました。
久しぶりになかよし班で外掃除をしました。これでなかよし班活動も終わりです。
３月５は「啓蟄」。啓蟄とは寒さが緩んで春の陽気になり、土の中から虫たちが動き出す季節のことをいいます。この時期に行われるのが、ソテツのこもを取り外す作業です。朝からこもを外す作業をしていただきました。
体育館では、卒業式の呼びかけ練習。６年生は教室で練習です。体育館に６年生の姿はありません。５年生は、少し緊張した面持ちで並んでいました。
２校時目が始まるころにはソテツはこの通り。３月は１日１日がとても早く過ぎていくように感じます。６年生が登校するのもあと６日です。
今日の２，３校時は６年生を送る会を行いました。５年生の児童が２学期末から企画・準備すすめ、５年生の呼びかけで１～４年生も６年生に喜んでもらおうという気持ちで出し物を考え、準備して今日を迎えました。体育館の飾りもバッチリ。
拍手の中、６年生が入場。あいさつの後、早速１年生から出し物を発表しました。１年生は６年生との対決。じゃんけんやけん玉、紙皿のコロコロ転がし、６年担任の先生の似顔絵など、どの対決も見ごたえのあるものでした。
２年生は「山のポルカ」を合奏した後、２年生が作詞した「泊のポルカ」を合唱しました。とてもかわいらしく、感謝の気持ちが伝わる合唱でした。
３年生は６年生クイズ。６年生にアンケートをして、その結果をクイズ形式で発表しました。
４年生は「箱の中身は何だろう」。箱の中にいろいろなものを入れて目隠しをした６年生に当ててもらうものです。
５年生は６年生が入学した時からの毎年の出来事を劇風にして発表しました。タピオカブーム、ひょっこりはん…その年はこんなものが流行ったのかと思い返すような発表でした。
そのあとは、〇×クイズ。６年生一人一人の好きなものなどをクイズにして、全校児童が体育館の左右に分かれて回答します。クイズは１８問。１問１問、〇は校庭側、×は山側に全校児童が走って移動します。小規模学校ならではの楽しいクイズでした。そして、なかよし班でのスリッパリレー。どの班も楽しそうでした。
そして６年生の出し物。１年生から順に、思い出を劇にして発表しました。
さすが、６年生。アイデア、小物、演出ともに工夫のある楽しい出し物でした。そんな中、印象的だったのは６年生全員がとても楽しそうで、明るい表情だったことです。６年生は、１年間、リーダーとして責任ある行動を求められました。楽しいことばかりではなかったと思います。それでも、泊小学校が元気な学校になるよう、そして下級生のために頑張ってきました。最後は下級生の花吹雪で卒業をお祝いしました。ありがとう６年生。
こんなに楽しい泊小学校で、この１年を過ごすことができました。子ども達に感謝の思いです。