泊の子どもたち

6.5 ミニ防災の日

2023年6月6日 11時06分

 昨日は避難訓練と職員の救命講習会を行いました。避難訓練は先週金曜日に行う予定でしたが、雨が強いため延期。昨日は、期せずしてちょっとした防災の日になりました。避難訓練は、毎年数回、火災や地震等を想定して行っています。昨日は家庭科室から出火した想定で避難しました。今年度初めての避難訓練でしたので、避難経路や職員の担当の仕事の内容などを確認しながらの訓練になりました。救命講習会は毎年この時期、プールの学習が始まる前に行っています。昨日は日本赤十字社鳥取支部の講師さんをお招きして、傷病者の救助に関する実践的な内容を学びました。

 9時45分、非常ベルとともに「訓練、火事です。家庭科室から出火しました…。」の放送。教室では校庭へ避難が始まりました。DSC05404DSC05406DSC05407

 避難後は担当の先生のお話。訓練を大事にしてほしいです。DSC05409

 救命講習会は児童が下校後に行いました。このような講習会では傷病者は意識なく倒れているということを前提にして救助の方法を学びますが、「倒れているが、声をかけたら意識が戻った人」の場合はどうするのかということも学びました。新しい情報なども聞くことができ、救命講習は1度きりではなく、できる限り毎年受けるほうがいいと思いました。DSC05413DSC05415

 声をかけたら意識が戻った場合も、すぐに立たせたり座らせたりせず、全身状態や出血の有無、脈拍、顔色、手足を動かせるか確認します。DSC05417

 続いて、人工呼吸と胸骨圧迫を実践。AEDも使います。DSC05423DSC05427

 学校のAEDはどこにあるかご存じですか。体育館の入り口です。実際に保管場所から出して、スイッチを入れたり、収納物を確認したりしました。胸にあてるパッドは非常に粘着力が高く、貼り付けに失敗すると取れないそうです。(なので、2セット入っているそうです。)また、救急車で運ぶときには傷病者にパッドを貼り付けたまま、AEDも一緒に運ぶそうです。DSC05428

 小学生に対する胸骨圧迫やAEDの使用に際しては、大人と同じレベルで行うそうです。幼児や乳幼児は胸骨圧迫は指で行い、AEDは胸と背中にパッドを貼るなど、改めて知ることが多く有意義な講習になりました。体育館での講習後はプールで救助についてのノウハウや緊急の連絡手段等について確認しました。