泊の子どもたち

new! 2.21 貴重な学び③

2024年2月21日 13時43分

 昨日から雨模様。この時期の天気の様子を「三寒四温」と表しますが、まさにそんな感じの毎日です。

 今日は4年生の国際理解教育の一環でスペイン語文化等について講師さんをお招きしてお話を聞きました。講師さんは元小学校の教員。ご家族がメキシコの日本人学校にお勤めになられた3年間をメキシコで過ごしたそうです。その時のエピソードやご自身の経験談など、現地の様子を聞くことの少ない4年生は興味深そうにお話を聞きました。DSC01672

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まずは、メキシコでのエピソード。トラブルに遭ったときにメキシコの方に親切な対応をしてもらったこと、そして恐ろしい体験をしたことなど、子ども達は驚きとともに聞いていました。DSC01678

恐ろしい体験はしたものの、メキシコでの暮らしは日本では体験できないことや人々との出会いがあり、充実した日々だったそうです。DSC01683

講師さんはこのような経験をきっかけに、2020東京五輪のボランティアにも挑戦されました。今日はボランティアの上着、靴、名札(各国のピンバッチがたくさんついていました)、と目を引く服装で登場。ボランティアで通訳をしたいという気持ちをもって参加されたそうですが、ドライバーの仕事を割り振られたそうで、その時のエピソードも驚きのある内容でした。DSC01680

そして、子ども達へのメッセージ。DSC01681

最後は、メキシコでの経験から人生を豊かに過ごすことができたという思いから、「VIVA Mexico」と締めくくられました。DSC01684

4年生はメキシコの日本人学校の友達と交流したことをきっかけに様々な方からお話を聞いて学んでいます。お話していただいた方は、泊小学校と何かしらの縁がある方です。「国際理解」という言葉からは広く世界の国々のことを知るという印象を持ちますが、実は、身近な地域にこのような方々がおられることを知り、子ども達には、世界と泊地区はそんなにかけ離れたものではない、自分でも世界とつながることができるということを感じてもらえればいいなと思います。