11月13日(水)に、英語の研究授業がありました。中村先生とクレアー先生の9年生の英語の授業だったのですが、驚きの連続でした。まず、中村先生がほとんど日本語を話されず、質問や説明がすべて英語なのです。生徒が耳にする英語も、クレアー先生のだけでなく、デジタル教科書の英語もあります。しかし、生徒はこの英語が飛び交う授業に慣れているのか、当たり前のように授業が進められていきます。また、この2学期からすべてのクラスに配置された電子黒板も大活躍です。この電子黒板は、画面が大きいだけでなく、タブレットやスマホのように画面をタッチして操作することができます。この電子黒板でデジタル教科書を使うことにより、大きな画面で見られるだけでなく、教科書にないものや動きのあるもの、音声やアニメーションなどで分かりやすくなったりします。さらに、黒板と同じように画面に書き込むこともできます。いろいろな面でとても恵まれた教育環境にある若桜学園の児童生徒たち。あらゆる可能性に向かって大きく羽ばたいていってほしいと思います。

11月11日(月)より6年生の部活動体験が始まりました。小中一貫校ではない多くの中学校では、4月の入学後に体験入部をして部活動を決めていきますが、本校は小学生と中学生が同じ校舎で学習をしていますので、この時期から中学校の部活動を体験することができます。6年生全員が、すべての部活動を順番に体験し、余裕をもって中学生になる準備をすることができます。部活動については、生徒数の減少に伴い再編中で、来年度はソフトテニス部男女、卓球部男女、吹奏楽部で、野球部は募集停止となります。この6年生の部活動体験は、11月15日(金)までの1週間です。少し早い中学生の生活リズムを体験して、今から進学に備えてほしいと思います。
10月25日(金)の午後、若桜学園から化石が発掘されました。それが起こったのは、5時間目の7年生の理科の時間のことです。鳥取県立博物館の方が、たまたま前日手に入れられた原石を持って来られました。その石を7年生が実際に使って発掘したところ、ほとんどの生徒が化石を見つけたのです。それだけではありません。その中には、本当に貴重な化石が含まれていて、学芸員の方が博物館に展示するということで、持って帰られました。そして、それを発掘した生徒の名前も一緒に展示されるということです。貴重な化石を発掘したのは次の5名です。
石黒 尚くん
大久保春弥くん
田井 美知さん
野口 奈央さん
山根 幸輝くん
化石の発掘者として名前が載るそうですので、今度博物館に行ったときに展示してあれば、ぜひ見てください。


11月2日(土)の学習発表会では、今年も最後に全校合唱をします。2曲歌うのですが、「若桜鉄道旅立つ始発駅」は、演奏を教職員が行います。まさに「全校」合唱です。学習発表会当日は、演奏する教職員は合唱の後ろでしますので、地域・保護者の方に見ていただくことはありません。また、子どもたちの後ろで演奏しますので、児童生徒も見ることがありません。そこで、全校合唱練習の1回目のとき、若桜学園演奏隊がステージで演奏して、雰囲気を盛り上げます。子どもたちはいつもと違う先生の姿に、目を輝かせて見ていました。

