国際交流の様子

韓国造形芸術高等学校との国際交流研修

2016年7月29日 10時50分
釜山デザイン高校

韓国造形芸術高等学校との国際交流研修
平成28年7月12日(火)~15日(金)


平成3年から交流を続けている韓国造形芸術高校を生徒5名、教員3名で4年ぶりに訪問しました。釜山工芸高校から釜山デザイン高校、そして平成25年から韓国造形芸術高校と名称が変更され、平成24年に米子高校から6名を派遣したのを最後に交流が途絶えていましたが、本校ALTのチャン先生が交渉されて、この度訪問が実現しました。

【7月12日(火)】
米子空港にて出発式。午後3:50発のアシアナ航空で米子空港から仁川空港へ飛び、ソウル市内へ移動し宿泊しました。

                           飛行機からソウル市内を望む

【7月13日(水)】
 ソウル駅から韓国の新幹線KTXを使って釜山へ移動しました。時速300キロくらいで走りますが、それでも2時間40分ほどかかります。

                ソウル駅 プラットフォームへ

 正午頃に韓国造形芸術高校へ到着し、たくさんの先生の歓迎を受けました。歓迎式で米子高校の生徒5人に一人ずつ付き添ってくれるバディ・スチューデントが自己紹介しましたが、みんな日本語が堪能なのでびっくりしました。授業もあるそうですが、彼らは主にマンガなどを通じて独学で身につけたと言っていました。

  
                              韓国造形芸術高校での歓迎式                                   高校の玄関で記念撮影


 昼食後、「陶芸」と「ドローイング」の2つの授業に体験参加しました。「陶芸」では実際に器を作りましたし、「ドローイング」ではテープ状の紙で描く線画にグループで取り組みました。バディ・スチューデントとすっかり打ち解けて楽しく和やかに参加することができました。
 わずか4時間ほどの滞在でしたが、最後は名残惜しいお別れとなりました。韓国造形芸術高校のピョン校長先生と松田教頭先生が協議をして今後も交流が出来る様に取り組むことになり、訪問の成果がありました。
  
                                  陶芸の授業                                                ドローイングの授業

   本校「陶芸」の安藤先生のお父様の作品を見せていただきました

【7月14日(木)】
 この日はソウル市内を散策して研修しました。移動には地下鉄を使いますが、どの地下鉄をどこまで乗るかなどは生徒が判断します。見学先でのチケットの購入や食事の際の会計も生徒自身でしました。最初は王宮の景福宮(キョンボックン)と国立民族博物館を見学し、繁華街の明洞(ミョンドン)へ移動して自由行動、それから劇場へ移動して創作伝統劇を鑑賞しました。夕食後はソウルタワーを訪れてソウル市内の夜景を見ました。
  
                                      景福宮にて                                                      チケットも自分たちで買います


【7月15日(金)】
 帰りの飛行機が朝の9:30に出発のため、みんな早朝4時半に起床して5時半にはホテルを出発しました。仁川空港は混雑していましたが、搭乗までに1時間ほど自由時間が持てました。飛行機は定刻に出発し、無事米子空港に帰ってきて、正午前に解散式が行えました。

国際交流

【韓国 プサン 交流】
米子高等学校は平成3年(1991)10月22日県下初の学年全生徒対象の韓国研修を実施しました。当初より韓国のプサン工芸高校(その後、プサンデザイン高校から現、韓国造形芸術高校)
を訪問し、生徒同士の交流を行って、平成12年(2000)1月に姉妹校となりました。平成23年で研修旅行は終了しましたが、相互の生徒のホームステイや授業参加は継続しています。


【アメリカ カンザス州 交流】
また、アメリカ合衆国カンザス州
セント・トーマス・アクワイナス高校とも姉妹校の提携をしています。平成5年(1993)3月、本校生3名が3週間のホームステイを行って以来、毎年5~10名の生徒が短期留学をしてきました。平成10年(1998)には、交換プログラムに調印し、本校生は毎年、アクワイナス高生は隔年に、相手校を訪れ、平成28年6月現在の累計は、派遣が110名、受入は39名に登っています。

韓国研修旅行

プサンデザイン高校生ホームステイ

カンザスにてホームステイ

セント・トーマス・アクワイナス高校生
京都にて