お知らせ

 ものづくり同好会では、「高校生ものづくりコンテスト」に取り組んでいます。現在、以下の3部門に取り組んでいて、全国大会でも入賞や優勝を果たしています。小さい頃から図工や技術などのものづくりが好きな中学生諸君、ぜひ本校に入学してチャレンジしてみて下さい。基本技能はもちろん、5Sの徹底やものづくりの楽しさ、難しさなど、工業技術者の入門が学べます。
  • 旋盤作業部門
     工業高校機械科で必ず実習で使用する旋盤を使用して、技能検定2級(中級の技能者が通常有すべき技能)レベルの作品を製作します。端面、外丸、テーパー、ねじ、溝入れ、内径等の切削をし、最大誤差0.02㎜以内(一部)の寸法に製作しなければなりません。また、面粗度(あらさ)、作業態度もポイントとなります。
     練習を重ねることにより、旋盤技術はもちろん、工業技術者としての姿勢と態度を身につけることができます。
     中国大会へは平成20年度から、毎年出場をしています。

 

  • 電気工事部門
     競技は、我々の最も身近な電気配線を美しく・正確に施工する技術を競うものです。
     電気工事で代表的な工法である「ケーブル工事」「PF菅工事」「金属管工事」を用いて課題の図面通り施工を行います。配線が間違っていないことはもちろんですが、作業の進め方や完成した配線の見栄えなども評価されます。
     これまでに全国大会出場4回、うち平成21年度には準優勝平成22年度には優勝という実績を上げています。

  • 電子回路組立部門
     課題の仕様どおりの電子回路を、ハンダ付け等で製作します。そして製作した回路を自前のコンピュータシステムに接続し、課題どおりの動作をするプログラムを開発し、実際に動作させます。現在の産業界で人材が非常に不足している組込技術の基礎を競う競技です。
     ハンダ付けのきれいさや、LED、抵抗などの部品の取付方向など、決められた基準どおりに回路が作られているか、また課題どおりにプログラムが動作しているかがポイントとなります。
     素早く正確に回路を製作する技能、課題を論理的に解釈しアルゴリズムがパッと頭に浮かぶ技能が求められます。
     これまでに全国大会出場7回全国大会3位入賞を2回、敢闘賞1回という成果をあげています。

日誌

令和4年度高校生ものづくりコンテスト中国地区大会(旋盤作業部門)参加報告

2022年9月20日 08時38分

令和4年9月4日に山口県立東部高等産業技術学校(周南市)で開催されたタイトル大会の報告です。

本校より野口君(機械科3年生)が県代表として出場をしました。

これまでの課題点に重点をおき、練習をしましたが入賞には届きませんでした。

3年間旋盤を使い加工技術もかなり向上し、安全作業、態度も身に着けてくれました。

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