先週、2年生が「見つめよう 大切ないのちとからだ」という演題のお話を聞きました。講師は米子のミオ・ファティリティークリニックで看護師と思春期保健相談師をしておられる葉山美紀子さんでした。葉山さんは、多くの小・中学校・高校で「いのちの大切さ」や「二次性徴:思春期の心と体」「性感染症の危険性」などについてお話をされておられる方です。特にこの日は、思春期にどのような心と体の変化があって、どんなことに気をつけていけばよいのかについて話をしていただきました。話の主な内容は、「赤ちゃんが産まれてくるまで」「思春期の心の変化」「人のプライベートに関する部分について」でした。中でも、「赤ちゃんはお母さんのお腹の中で、こぶしを握って10か月間を過ごす。その時、夢や希望を握りしめている。それが、生まれて泣き声をあげた時に手を開き、夢や希望が逃げてしまう。人はその夢や希望をもう一度つかむために生きているのです」というお話が印象的でした。生徒たちは葉山さんの方に体を向け、本当に真剣に話を聞いていました。








9月16日(土)、17日(日)にヤマタ・スポーツパーク陸上競技場で行われた中学新人陸上競技大会の結果をご紹介します。陸上競技は中部地区の新人大会がなく、協会主催で県の新人大会が行われています。県大会のため8位までが入賞となります。入賞者は次のとおりです。
入賞おめでとうございます!
中部地区新人大会の組み合わせ表をメニュー「部活動規約」にアップしました。文書でも配布予定ですが、そちらからいつでもご覧いただけます。
夏休み中にも紹介させていただきましたが、駅伝部のメンバーが本当によく頑張っています。インフルエンザ、けが等で体調が万全でない生徒が何人もいますが、それでも中部駅伝を目指して毎日練習をしています。運動会準備の時期にもタイムトライアルを行うなど全力で頑張っていました。17日(日)には先週実施できなかった試走を行い、少しずつ中部駅伝へ向けて準備を進めています。今後も、県駅伝出場を目指して頑張ってもらいたいと思います。
<タイムトライアルの様子>






<17日の試走の様子>
ミーティングをした後、実際のコースを注意事項の説明を聞きながら歩き、実際にコースを走ってみました。その後、歩道を利用して本格的な練習をしました。








頑張れ、湯梨浜中駅伝部!

湯梨浜町教育委員会では、中学1年生を対象に、家庭学習を行う習慣の定着、基礎学力の定着等を目的として「ゆりはま地域未来塾」を行っています。部活動のない水曜日、土曜日の午後に湯梨浜中学校多目的室で、地域の方が何人も来てくださり、1年生の希望者に勉強を教えてくださっているのです。真剣に勉強を教えてもらうだけでなく、休憩中には地域の方と楽しく会話をするなど、中学生にとってもとてもいい経験になっているのではないかと感じています。








運動会最後の種目は学級対抗リレーです。全員がクラスのために全力で走るため、運動会の中でも最も盛りあがる競技ではないかと思います。練習はバトンパスくらいしかできず、作戦も走順とバトン受け渡し場所の徹底くらいしかありません。しかし、みんなが一生懸命だからこそ競技は盛りあがります。どの学年も順位がどんどんと変わって、見ていて飽きない展開が繰り広げられるからだと思います。今年の運動会もまさにそのとおりでした。
<1年生 学級対抗リレー>
1位 1年3組
2位 1年4組
3位 1年1組








<2年生 学級対抗リレー>
1位 2年3組
2位 2年5組
3位 2年2組








<3年生 学級対抗リレー>
1位 3年3組
2位 3年4組
3位 3年1組
クラスの半分近い生徒が欠席していた3年2組は学級対抗リレーも大変でした。1人が2回走らないといけないわけですから、体力的にもかなりつらかったと思います。当然順位も最終的には4位だったのですが、この運動会を通して一番最後まで競技をしていたクラスも、運動会最後に最も大きな拍手を受けたクラスも3年2組でした。会場がそんな温かい雰囲気に包まれたことを本当にうれしく思います。








今年度の運動会は生徒たちの手でつくりあげた本当に素晴らしい運動会だったと思います。この頑張りを日常生活につなげ、さらに充実した湯梨浜中学校にしていってもらいたいと思います。なお、運動会の総合順位は次のような結果でした。
<1年生 総合順位>
1位 1年1組
2位 1年4組
3位 1年3組
<2年生 総合順位>
1位 2年3組
2位 2年5組
3位 2年4組
<3年生 総合順位>
1位 3年3組
2位 3年1組
3位 3年4組
各学年ごとに行う種目は、昨年度までは学年で考えた2種目だったのですが、今年度からはそのうちのひとつを伝統種目として、生徒会執行部がルールづくりを行うことになりました。これも今後、湯梨浜中学校の伝統としてずっと残ってくれたらと願っています。
<1年生 Tornado>
1位 1年1組
2位 1年4組
3位 1年3組
5人で竹を持つとき、できるだけ5人が密着して持ったほうがいい。コーンを回るときはできるだけ小さく回ったほうがいい。竹をクラス全員が跳ぶ場面はとにかく練習あるのみ。様々な作戦を考えてのぞんだ本番。どのクラスも本当に速く、上手になっていました。やはり竹をいかに速く跳ぶかが勝負の分かれ目だったと思います。









<2年生 安心してください。引いてますよ。(綱引き)>
1位 2年3組
2位 2年5組
3位 2年4組
力が強いほうが有利なのか、足が速いほうが有利なのか、作戦を立てる面でも非常に難しい競技でした。ただし、難しいからこそ作戦を立てるのが楽しかった競技でもあったと思います。途中から気づいたのですが、対戦順もかなり重要だったように感じました。ずっと試合を続けていれば当然疲れますので、タイミングよく休憩のあったクラスがかなり有利だったのではないかと思います。











<3年生 T・T(多人多脚)>
1位 3年1組
2位 3年3組
3位 3年4組
インフルエンザによる出席停止等で、練習が充分でないグループがあったり、本番までに何度もメンバーを入れかえたりと、たくさんの困難があった競技でした。







特に、運動会前日は学級閉鎖で、当日は半分近い生徒が欠席した3年2組は大変でした。当日の朝、新たにグループを作り直し、さらに人数が多いグループについてはバトンを受け取ってから足を結ばないといけない状態でした。当然、他クラスより遅くなり、3年2組のアンカーが出発するときは他クラスはすでにゴールをしていました。感動的だったのは、その3年2組のアンカーを取り囲むように3年生たちが集まり、大きな声で声援をおくりだしたことです。ゴールしたときには、3年生全体が喜び、場内からも大きな拍手が送られました。本当に涙が出た場面でした。



校長として赴任した4月、朝のあいさつ運動をしていると生徒会執行部の生徒が「校長先生、どうしたら運動会は半日から1日になりますか?」と聞いてきました。その理由を聞いてみると、運動会が1日開催から半日開催に変わったときになくなった生徒会種目を復活させたいとのことでした。それからしばらくして、正式な要望書が提出されたのですが、生徒会種目復活の件は即答でOK(結果的には半日開催で生徒会種目が実現)を出しました。その時に執行部の生徒たちが出してきた要望書の中にあったのが「先生方の負担が増えないよう、運動会運営は生徒主体でやります」という内容でした。それを本当に実現させてしまった生徒会執行部のみなさんには、心から感心しています。そして、そんな思いの中で実現した生徒会種目が今後もずっと続いていってくれることを願っています。
練習開始当初、1、2年生は大縄をしたことがない生徒が多く、1回すら跳べないクラスがありました。それが本番では、多くのクラスがベストに近い回数を跳んでいました。これまでの練習の成果が出ていたのではないかと思います。
<1年生 君の縄。>
1位 1年4組
2位 1年1組
3位 1年3組





<2年生 君の縄。>
1位 2年4組
2位 2年3組
3位 2年5組






<3年生 君の縄。>
1位 3年3組
2位 3年4組
3位 3年1組




