過酸化水素の分解を促進する触媒には酵素の「カタラーゼ」、無機触媒の「酸化マンガン(Ⅳ)」があります。
過酸化水素を分解すると酵素が発生します

過酸化水素は、脂肪酸、生体膜、DNA等を傷つけるため有害で、速やかに除去しなければならなりません。
そのためには「カタラーゼ」の働きが必要不可欠で、体内に多く存在しています

今回はカタラーゼを多く含む鶏レバーと、酸化マンガン(Ⅳ)を比較し、酵素の働きが「温度」によって変化することを、実験を通して体感しました。

カタラーゼにより過酸化水素水が分解されている様子です。

火のついた線香を入れた様子です。火がポンと音を立てて燃えています。
このことから、酸素が発生していることがわかります。

反応の様子をiPadで撮影しています。


あらかじめ予想したものと異なることに驚きつつも、「温度」が酵素や無機触媒に与える影響について考察していました
