国際理解教育

青谷高校の国際理解教育
 
 青谷高校では国際理解教育も進めています。国際理解教育に関わる選択授業や国際交流に関わる行事を定期的に行っています。


国際理解教育に関連する選択科目

 世界の様々な地域の文化について学ぶとともに日本の伝統や生活様式についての理解を深める「比較文化」、基礎的な英語で書かれた文書を読んで、情報収集や意見表明の力を養う「総合英語」、世界の人びとの暮らし・風俗習慣・文化などを学習し、理解を深める「異文化理解」といった、国際理解に役立つ選択科目を開設しています。

日韓高校生国際交流事業

 韓国慶尚南道の居昌(コチャン)中央高校の生徒を招き、歓迎行事・アトラクション・授業交流・生徒交流を行っています。アトラクションでは日韓の各校代表がダンスなどを披露し、授業交流は日本の文化を理解してもらえるようなことを行ったり、一緒に授業を受けたりするなどの交流をしています。生徒交流は本校生徒会の企画・運営でゲームや互いの学校や個人の紹介を行ったりして、交流を深めています。



韓国の交流校への訪問

 韓国慶尚南道の居昌中央高校からの招待を受けて、青谷高校の代表生徒と引率の職員を派遣しています。公募によって選ばれた生徒は訪問先の学校祭に参加したりして居昌中央高校の生徒との親睦を深めています。また、近郊の史跡や文化施設を見学し、韓国の歴史や文化への理解を深めることができます。



 

ブラジル松柏学園との交流

 ブラジルの日本語学校、松柏学園(しょうはくがくえん)・大志万学院(おおしまんがくいん)には、約100年前に日本から農業開拓団移民として海を渡った日本人の血を引く人達が通っています。松柏学園・大志万学院では2年に1度、自分たちのルーツである日本を訪れる旅行をおこなっています。鳥取からもブラジルへ移民した人達がいたという縁から、日本訪問時には鳥取を訪れています。青谷高校では毎回、松柏学園・大志万学院の生徒たちを招いて交流行事を行っています。日本の文化を伝える交流や、ブラジルの文化や歴史を学ぶ交流をおこなっています。


その他

 青谷高校には英語のALT(外国語指導助手)が常駐し、英語の授業のみならず、さまざまな学校行事に関わっています。また、日韓高校生国際交流事業での事前準備の指導や放課後に同好会で英会話の活動を行ったり、学校祭では模擬店も開いています。

 また、生徒の中には希望して長期の留学に入り、海外での学びを大切にしようとする生徒もいます。