
はじめに、「自然(生態系)をなぜ守らなければならないのか」という問いについて考えました。
そして、生態系は地球の「生命維持装置」であり、その部品を担うものが「野生生物」であることを学び、生徒は自然を守る理由が分かったようでした。

その説明の中で、小林先生に「ミニ地球」を作成していただきました。
ミニ地球の中には、小林先生が環境大学校内で採取された土、枯葉、コナラの実、コケ植物、ダンゴムシなどが入っています。
ミニ地球は長いものだと4~5年は持続していくということに生徒は驚き、興味を持っていました。

また、小林先生が調査されている二ホンモモンガについて、生態、生息地、調査方法などについて説明していただきました。
授業の最後に、事前学習として小林先生の出演される番組を視聴したり、小林先生が執筆された本を読んで疑問に思ったことを、生徒が質問しました。
二ホンモモンガが智頭町に多い理由は、林業が発達していることなど、生徒の疑問が多く解決され、有意義な時間となったようでした。