外来生物とは、人間の活動に伴い、本来の生息地域以外に入り込んだ生物のことです。
秋によく見かける黄色の花を持ち背丈の高い植物であるセイタカアワダチソウも外来生物の1つです。
セイタカアワダチソウは、生態系への被害状況や侵略の度合いなどを踏まえリスト化した生態系被害防止外来種リストには重点対策外来種(甚大な被害が予想されるため、対策の必要性が高い)として掲載されています。
青谷駅から青谷高校に通学する途中の道端にもセイタカアワダチソウが生えています。


まずは観察を行い、その後にスコップ等を用いて除草を行いました。
根が土の中でしっかり這っており、引き抜くことに困難を極めましたが、生徒は一生懸命に作業していました。
すべて取りきることはできませんでしたが、セイタカアワダチソウなどの外来生物の脅威を身を持って体験することができました。
今後は、外来生物の中でも植物だけでなく動物についても知見を広げ、深く学んでいく予定です。