「青谷学」~山根酒造場へ~ 2017年1月25日 14時31分 1月20日(金)、2年次生「青谷学」(自由選択科目)の時間に青谷町大坪にある、有限会社 山根酒造場で現地学習を行いました。 続きを読む 山根酒造場は、明治20年に創業。地元の契約栽培米でこだわりの日本酒「日置桜」を製造しています。11月~3月は酒造りは大切な時期で、雑菌の繁殖を防ぐため、本来なら酒蔵見学はできませんが、今回は特別に見学させていただきました。 ①精米する 1.8トンの米を精米できます。大吟醸をつくるコメは精米後4割がぬかで、6割しか残りません。②洗米・浸漬⇒③蒸米 水に浸す時間はストップウオッチで正確に計測。米の種類、精米の具合などにより、職人さんの腕と経験で時間を調節します。④麹部屋の様子 麹をつくる。中は高温多湿のため雑菌の繁殖が起きやすいので、一瞬だけ覗かせてもらいました。⑤発酵⇒⑥圧搾機で醪(もろみ)を絞る⇒⑦原酒のできあがり こだわりは「食を邪魔しない酒」。辛口でも甘口でもない酒で食を支える酒をつくることを大切にしているそうです。現在「日置桜」は、全国や世界各地で販売されています。手間暇かけた丁寧な酒造りのため、これ以上製造量を増やすことはできないが、今の酒造りを頑なに守っていきたいとのこと。「世の中に役立つものが作れているか」を常に考えているという言葉が印象的でした。 閉じる