3限は循環型社会について話をされました。
「地球循環を考えるとき、生態系のなかを物質が循環している。その循環を人間の活動が止めてしまい、物質を滞らせてしまうことで、地球環境の問題が起きている。未来のことを考えるのであれば、物質を循環させるという視点が大切である。」と、わかりやすく説明してくださいました。
4限は先生の研究テーマであるニホンモモンガとコウモリについて話をされました。
「研究者の視点で、貴重な生物を守るために森林を維持してほしいと言っても、その地域に住む人たちは生活するための利益(収入)が必要で、維持することで利益が得られないのであれば、森林保全をしてもらえない。科学者は、地域の人たちに精神的経済的利益をもたらすような対策(方法)も提案すべきである。」と生物の生息地を守るとともに、地域活性化にも力を入れておられることをお話ししていただきました。
