例年は、体育館で挙行する式ですが、今年は3密を避けるため、各教室の生徒たちに、小川校長が式辞を放送で述べる形となりました。以下、式辞の一端をご紹介します。


本校の創立は昭和23年5月1日ですが、当時は戦後間もない混乱期で、物資も不足している困難な時代でした。そのような中にあって青谷の地に高校が設立されたのは、ひとえに地元の方たちの情熱と、土地や校舎の建設費用の寄付のおかげです。ですから、本校は地元の方たちの支援の下に創立された学校であるということ、そして現在も地域連携などの活動で、地元の方たちに大変お世話になっていることを理解し、学校生活を送るとともに様々な活動に積極的に取り組んでもらいたいと思います。近年地域の方たちから、青谷高校の取り組みや生徒の頑張りに対してお褒めの言葉をいただくことが多く、嬉しい限りです。
72周年を迎える本校の歴史と伝統を踏まえ、さらに、生徒の皆さんがそれぞれの良いところを発揮し、益々活躍、成長してくれることを楽しみにして、創立記念式の式辞とします。