
どんよりとした空の下、開会式をはじめようしたところ、雨がぱらつき始めました。
「雨が降っても、風が吹いても絶対最後までやりたい!雷が鳴らない限りやりたい!」
実は、ここ2年間体育祭は天候に恵まれず、種目カットによる短縮が続いていました。
最後の体育祭を迎えた3年次生には熱い思いがあります。

七夕の日、そんな願いが天に伝わったのでしょうか。開会式が終わるころには雨もすっかりやみました。

午前の部は大縄、綱引き、二人三脚障害物リレーなどを行いました。



1年次生全員が参加する「台風の目」は、一本の竹の棒を4人で持ってコーンの周りを回るリレーです。
今回の体育祭は1年次は学年1チームで出場していますがこのリレーだけはクラス対抗で行いました。

HRリレーの予選には、教員チームも手作りの旗を持って参戦しましたが、現役高校生の体力にはとても勝てませんでした。


午前の部が終わる頃には、すっかり青空が広がっていました。

仮装では各クラステーマを決めて着せ替えをしました。

本部席の前で1分間、音楽に合わせてダンスのパフォーマンスを行いました。



午後になると生徒たちはますます熱く盛り上がりました。


放送部の実況もにも熱が入りました。

みんなの関心が一番に集まるのはやはり得点板です。
得点係の生徒が集計しています。


3年次男子「タイヤ奪い」は男たちの熱い戦いとなりました。


高校生男子が本気になってタイヤを奪い合っている姿は、迫力がありました。


体育祭のクライマックスといえばやはりHRリレー決勝戦です。
勝ったクラスも負けたクラスも感動の涙を流していました。


3年次生にとって最初で最後の1日体育祭、喜びも一入だったのではないでしょうか。
