日誌

3学期初日

2021年1月7日 16時14分

今日から3学期の始まりです。1限目は始業式ですが寒さを考慮して体育館ではなく教室で校長先生のお話を聞きました。3年生は第4回校内模擬試験、1-2年生は実力テストが行われます。1日中雪の降り続く大変寒い1日でした。

校長先生が放送室から始業式のお話をされます。

その話を教室で聞く生徒の様子です、しっかり聞いていますね。

1年生のテストの様子です。

3年生の様子です、進路決定に大きく影響する校内模試ですから生徒も必死です。

3年生のホワイトボードで南條君から3年生へのメッセージが書かれています。

2年生は先生方から生徒へのメッセージが書かれていました。

2学期最終日

2020年12月25日 15時54分

8月26日から始まった2学期も本日が最終日です。コロナ禍の影響で今学期も多くの教育活動が制約を受け、縮小や中止を余儀なくされたものもありましたが、この状況の中でも生徒は物事を前向きに捉えよく頑張ってくれました。現状に甘えることなく、今できる精一杯のことをしていたように感じます。また、この1年間岩美中の活動にご理解、ご支援をいただいた地域の皆様、保護者の皆さま本当にご協力ありがとうございました。皆さまどうかよいお年をお迎えください。


1年生は中学校で初めての冬休み、休み中の生活や学習の進め方について念入りに指導を受けています。

3年生はいよいよ受験に突入、話を聞く眼差しも真剣そのものです。後姿からも緊張感が伝わってきますね。

3年生は特別給食です、特別にチヂミと苺タルトが加わりました。受験勉強頑張れ!

3年生の様子です、席を離し食事中は無言です。

5時間目は全校集会、生徒も教職員も集まります。

校長先生のお話です、新型コロナウイルス感染拡大に伴い生じている差別や偏見の問題について触れられ、自身でしっかり考え判断し正しい行動をすることの大切さを話されました。

生徒は校長先生の話に真剣に耳を傾けています。良い年を迎えください。

SDGsの取り組み

2020年12月15日 12時03分

14日(月)の3・4限、3年生「総合的な学習の時間」に係る取り組みで代表生徒の発表が行われました。本校では1~3年で4月からSDGsの達成について探求的な学習に取り組んでいます。先日、3年生はその取り組みを互いに発表し合いましたが、本日はその中から生徒が選んだ6組の内容が全校生徒に向けに発表されました。グーグルアプリ「クラスルーム」を用いて発表スタジオと全クラスをオンラインで結びます。6組の代表はSDGsの達成に向けて考えた内容を分かりやすく全校生徒に向けて説明しました。1・2年生は3年生の発表を聞いて、自身の取り組みの向上に大きなヒントをもらっていました。 


発表者のプレゼン資料はクロムブックの画面にこのように現れます。

代表6組の生徒は少人数学習室(発表スタジオ)で順番に発表します。(右は岩美町CATVの方です。)

質問がある場合はその学級のクロムブックで返します。

発表する生徒は自分の考えた取り組みをプレゼン資料にまとめています。

教室でプレゼンの発表を聞く生徒の様子です。

半年間にわたってまとめてきた取り組みの成果を自身の言葉で伝えていきます。

2年生オンライン職場体験

2020年12月8日 17時30分

今年度はコロナ禍の影響で1学期に予定していた職場体験学習が中止になっています。そこで学校にいながらグーグルアプリの「ミート」を用いて企業から話を聞くという企画を考えました。東京に本部がありコンサルティングサービスなどを提供している企業で構成された「Pwc Japanグループ」に企画を依頼、同グループの社員5名が来校され東京の企業とオンラインで授業を行いました。スポーツ・医療・エンタメなど5グループ、18班に分かれ自分のなりたい職業について考え、新しい技術を用いると将来どんな仕事が誕生してくるのか意見を出し合い、企業の方に講評していただきました。NPO法人「みんなのコード」の釜野様をはじめお越しいただいた5名の皆さま、本当にありがとうございました。(この様子については後日、岩美町CATVで放映されます。)

自分のなりたい職業について付箋に記入していきます。

Pwc Japanグループの企業の方にアドバイスをいただきます。

5つの会場をオンラインで結び、それぞれの発表を聞きます。

さらにグループの方から質問やアドバイスをいただきます。

将来どんな仕事が生まれてくるか、代表の生徒が発表します。

オンラインで授業をしていただいた企業の方から一人ずつまとめのお話をいただきました。

新入生制服等採寸

2020年12月7日 11時05分

12月6日(日)午前8時半から令和3年度入学予定の児童を対象とした制服・体操服などのサイズを決める採寸がありました。物品販売は3月初めにあるので本日はサイズを測り注文のみを行います。岩美中入学まであと約4か月です、6年生の皆さんが元気な姿で入学してくるのを楽しみに待っています。

体操服を実際に着てみます。

サイズが決まれば注文用紙を業者の方に渡します。

本校男子の学生服です、ピカピカですね。

女子生徒用の試着コーナーも設けられました。

3小学校オンライン交流会

2020年11月16日 12時03分

13日(金)午前9時より岩美中校区の3小学校の6年生による交流会がありました。例年は本校に6年生が集まり交流しますが、コロナ禍による3密を避けるため今年は各校にとどまりオンラインで行います。グーグルアプリの「ミート」機能を用いて本校と3小を接続し画面越しにお互いの意見交換を行いました。また、本校から福田校長先生と寺西教育長が令和3年度の新入生となる6年生へ入学までの心構えや準備しておくこと、期待することなどのお話をされました。

タブレット端末「クロムブック」に表示されたオンラインの画面、小学校児童の集合している様子が見えます。小学校側ではこの画面をプロジェクターで拡大し見やすくしています。

司会は黒岩先生(岩美中)が行います。

福田校長先生が画面越しに小学生へ話しかけられます。

岩美中の校訓を示され入学までの準備についてお話しされます。

次に寺西教育長がお話されます。

次に3小学校それぞれの代表がテーマに沿って意見交換を行います。

県中駅伝

2020年11月12日 09時42分

11月11日(水)に米子市東山陸上競技場で県中学校駅伝競走大会がありました。地区予選を勝ち抜いた男女各34チームが健脚を競います。7月末のチーム結成から約3ヶ月半、猛暑の中での練習から始まり今は寒さを感じる日々となり季節の移ろいを感じますが、駅伝部員は日々の練習に黙々と取り組んできました。男子は大規模校が上位を占める中堂々の第7位、女子はわずか7人のメンバーで22位に入るなど学校規模から考えても大変よく頑張ったと言えます、選手の皆さんお疲れさまでした。また、ここまでの練習を支えてくださった保護者の皆さま、ご指導いただいた関係の先生方、本当にありがとうございました。(本大会の様子は後日TV放映されます。)

大会終了後の記念撮影ですが、今大会は新型コロナウイルス感染防止対策のため登録メンバーしか参加できませんでした。

TTに出場した2年小谷さん(31番)、最後まで頑張りました。

3年山本君、地区大会に続きTTに出場しました。

女子1区は地区大会と同じく1年若松さん、並み居る上級生を相手に大健闘です。

2区は2年中村さん、今回も区間4位の快走で一気に順位を押し上げます。

3区は3年米原さん、追い上げる鳥大附属中を振り切り11位で4区につなぎます。

4区は1年高垣さん、県大会で急遽の抜擢ですが必死でタスキをつなぎます。

5区は3年連続アンカーを務める田中さん、思いを乗せたタスキをかけ前を走る智頭中に食らいつきゴールインします。

男子1区はバレーボール部ながら駅伝部エースの3年土井君、並み居る強豪を相手に区間6位の見事な走りで流れを引き寄せます。

2区は次期エース候補の2年辻君、7位でタスキをつなぎます。

3区は3年堀君、区間9位の走りで4区につなぎます。

4区は2年橋本君、区間6位の走りで5区につなぎます。

5区も2年生石谷君、区間11位の走りで6区につなぎます。

6区アンカーは部長で3年の野澤君、生徒会長も務める傍ら駅伝の練習に取り組んできました、チームの精神的支柱でもあり7位でゴールします。

岩美中学校文化祭

2020年11月2日 11時25分

10月31日(金)に文化祭が開催されました。コロナ禍の影響で演目を減らし合唱コンクールもマスク着用のまま行うなど例年とはかなり異なる内容での開催です。オープニングで校長先生・生徒会長のあいさつから始まり、吹奏楽部の演奏、合唱コンクール、茶道部のお点前と進みました。規模は縮小されましたが合唱にかける意気込みは昨年と同様で、どのクラスも金賞を目標に決め練習の成果を出していきます。中でも3年生の合唱は素晴らしくこれまでの思いを込めた歌を披露しました。また、今年度は1家庭1名と鑑賞を制限し事前申込制としたにも関わらず、保護者の皆様にはご理解・ご協力をいただきありがとうございました。なお、文化祭の様子は後日岩美町チャンネル(CATV)で特番として放映されますので、どうぞご覧ください。 

オープニングでは今年度のスローガンを記入したモザイク画が全校生徒の前で初披露されます。

今年は演奏会の中止が相次ぎましたが、練習を地道に積み重ねた吹奏楽部の演奏が華やかに行われ全校生徒に感動を与えました。

合唱の始まりの前には責任者が挨拶を行い歌にかける思いを発表します。

3密対策としてマスク着用に加え間隔を十分に開けて歌います。


茶道部が本格的なセットを用いステージ上でお点前を披露します。

茶道部部長の3年生平田君がお茶を立てています。

見事グランプリに輝いた3年3組の指揮者南城君が校長先生より表彰状を受け取ります。

文化祭前日

2020年10月29日 13時51分

いよいよ明日が文化祭、本日も朝から熱心に練習を行いクラスの絆も高まってきました。作品展示などその他の催しの準備も終了しています。新型コロナ感染症防止対策のため、誠に申し訳ありませんが明日の観覧は1家庭につき1名と限定しています、ご理解ご協力をお願いいたします。なお、文化祭の様子については運動会の時と同様、後日岩美町チャンネル(CATV)で特番扱いとして放映されます。
午前7時40分過ぎの1年生の様子です、朝日がまぶしいですね。

朝早いですがほぼ全員が揃っています。(2年生)

朝から体育館に素晴らしい歌声が響きます。(3年生)

歌声をしっかりと合わせるためパート練習にも余念がありません。(3年生)

作品展も準備が完了しました。(華道部の作品)

「校長賞」が贈られた「フォーサイト手帳」のコピーです。

第21回東部地区中学校駅伝競走大会

2020年10月21日 10時16分

昨日、東部地区中学校の駅伝競走大会が布勢陸上競技場を中心に開催されました。男女各22校が出場しましたが、本校の順位は男子5位、女子9位という結果で男女とも県大会への出場権を手に入れています。上位チームは大規模校が多い中、5位に食い込んだ男子の走りは見事ですし、女子は8人しか部員がいない中で9位という成績は立派なものです。県大会は11月11日(水)に西部地区で開かれます、走りに磨きをかけ県大会でも上位を狙ってほしいですね。様々なご協力・応援をいただいた関係者・保護者の皆さま、ありがとうございました。{詳細は各種大会(部活動)の記録)をご覧ください。}

タイムトライアル1年女子の部に出場した高垣さん(19人中第12位)。

同じく1年生男子の部T.Tに出場した小林君(19人中第4位)。

2・3年の部T.T出場の3年山本君(21人中第3位)。

女子1区若松さん、1年生ながら1区という大役を任され、2,3年に交じり大健闘しました。

2区2年中村さん、一気に7人を抜く区間2位の素晴らしい走りです。

3区の3年米原さん、1年の時から駅伝を続けてきました。

4区の2年福田さん、駅伝初挑戦ながらアンカーまでのタスキをつなぎます。

5区(アンカー)の田中さん、必死に逃げ切り第9位を守り抜きます。

男子1区の3年土井君、各校のエースが揃う1区で並み居るライバルを圧倒し2位で帰ってきます、最高のスタートを切ってくれました。

次は辻君、2年生ながらその実力から2区を任されました。

3区の2年橋本君、良い流れを作るべく粘り強く走り続けます。

4区の3年堀君、現在の順位5位をキープすべく必死で走ります。

5区はキャプテンの野澤君、前の選手に食らいつき5位を保ったままアンカーにタスキをつなぎます。

6区(アンカー)の2年石谷君、後続の鳥西中の猛追を振り切り総合第5位でゴールインです。

大会終了後の記念撮影です、みなさんお疲れさまでした。

学校経営方針

         平成29年度 岩美中学校 学校経営方針

 校長の福田浩則です。校長としての岩美中勤務も3年目を迎えました。若い頃に勤務した8年間を加えると通算11年目になります。本年度もどうぞよろしくお願いいたします。
 本校のほとんどの生徒は素直で、落ち着いた学校生活を送っています。礼儀正しく、あいさつや掃除、集団行動もしっかりできます。また、地域行事へも積極的に参加しています。しかし、将来に対する展望や学習意欲、自尊感情やコミュニケーションの積極性などには課題が見られ、私は着任以来、これらの課題をふまえ、生徒の学力向上と学校不適応の解消を重点目標において学校経営に当たってきました。これまでの2年間を振り返ってみますと、この2つの重点目標に対しては十分な成果があがったとはまだまだ言いがたい状況にある、というのが正直なところであり、本年度もこの2点の取り組みを核に教育活動を推進していく所存です。
  本年度、生徒の学力向上については年間15回の校内研究会及び授業研究会を中心に、新学習指導要領で求められている主体的・対話的で深い学びの視点に基づいた授業改善の取り組みを推進していきます。その際、10月25日に開催する町教育研究会指定研究発表大会を成果発表の一つの場としたいと思います。また、生徒対応については受容と愛情を基盤におき、特別支援教育の観点も取り入れながら教職員一人一人の個に応じた支援・指導力の向上を図っていきたいと考えています。
 本校の生徒は、潜在的に高い能力を有しております。昨年度は、東部陸上で男子全学年リレーが1位、県総体で男子バレーボール部が2位、県駅伝で男子チームが4位になるなど、運動面で数々の実績をあげてくれました。また、文化祭合唱コンクールでは3年生の全クラスが金賞を獲得する快挙を演じ、その3年生は進路でも良い結果を残してくれました。鍛え甲斐のある生徒たちです。情報化の進展や人工知能の発達が社会を大きく変えようとしている中、これからの時代を見据えた学校経営に尽力して参ります。
 
<学校経営の視点>
  ・社会に貢献しようとする志を持ち、社会を支えられる力を持った人材が育つ岩美中
  ・教職員個々の力量が高まる、伸びる、鍛えられる岩美中

<学校教育目標>
  校訓 「みずから学び みずから鍛え みんなと生きる」を体現する生徒の育成

<学校教育目標達成に向けた目指す生徒の姿>
  (1)主体的・対話的で深い学びの視点に基づいた授業を実践することによって、基礎・基本の徹底と思考力・判断力・表現力の向上をバランスよく図り、自ら課題意識を持って主体的に学習に臨み、友と高め合うことのできる生徒を育成する。
 (2)失敗を恐れず挑戦する気概、辛抱・我慢して困難に打ち勝つ精神力、怠惰に流されず自己コントロールできる力をすべての教育活動を通じて鍛え、強くたくましい心と体を備えた生徒を育成する。
 (3)学級や部活動、また地域社会との関わりの中で人に喜んでもらうために自分には何ができるかを考え行動することが、結果的に自己理解や自分を大切にすることにつながることを実感させ、夢や希望、やる気を持った生徒を育成する。


 <具体的な努力点>
  (1)学力向上 
   ①基礎・基本の確実な定着に向けて、辛抱強く学習や課題に取り組む態度を育み、それらを活用して主体的に考え、判断し、表現する力や学ぶ意欲を育成する。
    ・人工知能の発達で社会が大きく変わろうとしている中、これからの時代を生きる生徒に必要とされるであろう「Iwami 10 Skills」の習得を意識した授業を実践 する。
    ・ICT機器を効果的かつ積極的に活用する。
    ・体験的な学習活動を重視する。
    ・正しい鉛筆の持ち方や姿勢、適切な声の大きさなど、基本的なルール・マナーの指導にも留意して授業を実践する。
    ・家庭学習の質的向上を図るための工夫をする。
    ・読書習慣の定着や読書活動の活性化に向けて図書室を有効活用する。
  ②協働的な学びの中で、個人として、また集団としても伸びていく学習態度を育成する。
    ・校内研究会、授業研究会を核に、主体的・対話的で深い学びの視点に基づいた授業の構築を推進する。
  ・班での話し合いや、考えをまとめたり発表したりする時間を確保する。
    ・人の考えを知ることにより、自分の考えがさらに深まるような場面設定を工夫する。
  ③個に応じた支援(指導)を充実する。
    ・少人数指導を効果的に運用するとともに、学力上位及び低位の生徒や学校不適応生徒に対する個別指導や個別課題の提示を工夫する。
  (2)生徒指導
   ①生徒一人一人に対する深い受容と愛情に基づいた指導を実践する。
 ・教職員間の情報交換や家庭訪問等により、生徒の置かれている状況の把握や共通理解に努め、早期発見・早期対応及び個に寄り添った指導を心がける。 
    ②当たり前のことが当たり前にできる、守れる生徒を育成する。(あいさつ・無言清掃・片付け等)
    ・まず我々教職員が範を示す。
    ・辛抱や我慢をさせる場面を設定する。
  ・インターネット、ゲームなどのメディアとの健全な関わり方の指導には特に意を注ぐ。
    ③教育相談活動の充実を図る。
  ・いじめは絶対に許さないという共通認識のもと、普段の様子をよく観察し、早め早めに積極的に相談活動を行う。
  (3)道徳教育
    ①道徳の時間の指導を充実するとともに、教育活動全体で道徳的実践力を育成する。
    ・教育活動全体で行う心の教育が、道徳の時間で深化、統合されることを意識した授業を心がける。
    ②道徳の時間を積極的に公開する。
    ・参観日等の公開日には、道徳の授業も組み込む。
  (4)人権教育
    ①ともに認め合い、支え合い、高め合う学級経営を推進する。
    ・先生や仲間から大切にされているという実感が多くもてるようにいろいろと工夫し、自己肯定感を醸成する。
  ②教育活動全体を通じて人権意識の向上と人権感覚の醸成を図る。
    ・相手の立場に立って考えることの習慣化を図る。
    ・情報収集のモラルや取り扱いについては、今日的な課題として、また人権侵害防止の観点から日常的に指導する。
    ③生徒一人一人の教育的課題を明確にした上での学力保障に尽力する。
 (5)特別支援教育 
    ①生活の自立と社会参加の基盤づくりに向けて全職員の共通理解と関与を進める。
    ・家庭や地域社会との連携を図るとともに、交流及び共同学習を推進する。
    ②通常学級に在籍する生徒も含めて障がいの程度に応じた教育内容の充実を図る。
    ・個別の指導計画、教育支援計画を作成し、全職員共通理解の下で支援に当たる。
    ・日常的な見取りに基づく生徒個々の特性や対応の共通理解を図り、他の生徒の関わり方を指導する。
    ・特別支援学校や関係機関との連携を進めるとともに(特別支援学校のセンター的機能の活用)、特性を有する生徒に対する対応スキルを向上させる。
 (6)健康教育 
    ①“みずから鍛える”生徒の育成を通じて、生涯を通じて健康で安全な生活を送ることができる資質や能力を育成する。
    ・生活振り返りアンケートを通じて家庭との連携を図り、規則正しい生活習慣を確立し、維持する。
    ・安全を確保するための行動のパターンを習得させるとともに、臨機応変に判断し行動できる力を養う。
    ・喫煙、飲酒、薬物乱用防止教育を実施する。
  ・発達段階に応じた性教育を推進する。
    ②給食指導と関連させた食育を推進する。
    ・毎月の献立表や給食だよりを有効活用し、給食を残さずに食べる指導を工夫する。
    ③体育の授業だけでなく、学校生活全般にわたって体力づくりを励行する。
    ・個々の生徒の実態に応じた指導と評価を実践し、体力面・精神面併せて粘り強さを育成する。
 (7)環境・福祉教育 
    ①ものを大切に使い、節電・節水を実行できる生徒を育成する。
    ②JRC活動や縦割り班活動を核に、自然体験活動や奉仕活動を通じて身の回りの環境問題や福祉に対する意識を喚起する。
  (8)進路指導・キャリア教育
    ①仕事に対する正しい考え方を身につけさせる。
    ・どんな仕事にも「よろこび」や「つらさ」、そして「社会に果たしている役割」があることを理解させ、一面的な見方にならないように指導する。
  ②将来の就労を見据えた指導を推進する。
    ・協調性や情報を活用する力、また見通しを持って行動する習慣や判断力、辛抱や我慢ができる心を教育活動全体を通して育成する。
      ・肯定的自己理解と自己有用感の獲得に向けた支援を推進する。
    ③「ふるさと先生に学ぶ」「高校の先輩に学ぶ」「職場体験学習」「高校訪問」「面接演習」等の体験的な活動を推進する。
  (9)学級活動・生徒会活動・学校行事
    ①特別活動は“みんなと生きる”に向けた自治的集団育成への核となる活動ととらえ、内容の充実や活動の活性化を図る。
    ・生徒にまかせる部分を積極的につくるとともに、そのための教員の意図的なしかけや準備を水面下で工夫する。
    ・校訓(=学校教育目標)と直結した活動、人のために自分は何ができるかを考えた活動を工夫する。
    ・委員会活動も総合的な学習の延長ととらえ、活動がマンネリ化しないように工夫する。
    ・リーダー層の育成を図る。→3年生は2割、1・2年生は1割から1割5分を目指す。
    ・Q-Uテスト等を有効活用し、親和的な人間関係づくりを推進する。
    ②表現力を育成する。
    ・特別活動の様々な場面も表現力を育てるよい機会と考え、委員会連絡や全校集会での発表などは原稿の棒読みではなく、臨機応変に味わいのある話し方ができるように導く。
  (10)部活動
    ①心身の調和的発達を見据えた「素直な心とやる気」を育成する。
    ・競技スポーツにおいては、「このチーム、この子に勝たせてやりたい」と思われるような態度、マナーを醸成する。
    ・質の高い集団の育成に努力し、大規模校をひっくり返す心意気を持つ。
    ②異学年交流を通しての良好な人間関係づくりを促進する。
    ・先輩・後輩あるいはレギュラー・補欠等の関係の中で、我慢や葛藤なども体験させながら、学年を超えた健全な人間関係を構築する。