「校長室から」
 
 教育のこと、子どものこと、その他私の考えたこと等、校長の視点で保護者や地域の皆様に発信をしていきたいと思います。感想や意見がありましたらお教えください。

校訓 至剛

2021年11月2日 08時44分

「至剛」めざして   校 長  中 尾 善 登   

 

先日、創立40周年記念校内マラソン大会を実施しました。小雨が降る中ではありましたが、子供たちは自分の目標をめざして最後までがんばって走り抜こうとしていました。走っているとき、颯爽と駆け抜ける子供、苦しそうな表情の子供、ゴール前で最後のスパートをかける子供、いろいろな姿が見られましたが、どの子からも真剣さが伝わってきました。本校の「めざす子供」の「少し高いめあてをもち一生懸命がんばるかっこいい子供」になろうとしていました。本当によくがんばりました。

全校朝会で、本校の校訓である「至剛」についての話をしました。今月は、創立40周年記念式典が控えていますので、「至剛」という言葉を子供たちはたくさん聞くことになると思われ、再度この言葉の意味を確認しようと思いました。児童玄関には、4月以来「至剛」の意味として、「この上もなく心と体が剛健で、明るく、かしこく、たくましい人間性豊かな郡家西小学校の子供になる。」と掲示していました。これでもまだ低学年の子供には難しいので、これを次の3つの視点に分けて、具体的に提示しました。

「至剛」とは、①「つよい心や体」となり
       ②「明るく、かしこく、たくましく」なり
       ③「豊かな人間性」を身につけること

さらに、具体的な姿として

  ① 「つよい心や体」となるために

   ○しっかりと夢や目標をもち、それに向かって一生懸命がんばる子供      
  ○体力をのばそうとする子供 

   ② 「明るく、かしこく、たくましく」なるために
    ○前向きで明るく人に接することができる、やさしくできる子供   
     ○しっかりと学習に取り組み、学力を高めようとする子供
  
  ③「人間性が豊か」
になるために
    ○考えて行動し、人と協力できる子供
    ○感謝の心をもつことができる子供

 本校のこのすばらしい校訓「至剛」の精神を、いつまでも心に持ち続けて成長していってほしいと願っています。子供たちが、改めて心に刻み込める創立40周年記念行事となることをめざしています。