電子機械科

                                                   
                         
        


      
       機械技術や電子技術の基礎を学習し、工業の技術を広く学ぶと共に、
        機械技術コース:機械加工を深く学ぶ
        電子技術コース:電子制御などメカトロニクス技術を深める
                 
                  に分かれ、実践的な学習をします。

   概要説明  教育課程  進路について  資格/検定  
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日誌

高大連携出前授業を実施しました(電子機械科)

2016年6月14日 18時53分

 高大連携出前授業を実施しました
(電子機械科)

 6月14日(火)に1年電子機械科の専門科目「工業技術基礎」の時間に、鳥取県教育委員会が実施する「平成28年度県立高校・大学教員の教員交流事業」を活用し、公立鳥取環境大学環境学部教授 足利裕人 先生をお招きして『人と技術と環境~のもづくりと環境・エネルギー問題~』と題した「高大連携出前授業」を実施しました。
 講義の中では「火を使う人類が自然を変えた-工業化のつけ-」という話や、「自然の大法則」としてエントロピーの話やゴム風船を利用したエントロピーの実験、「アルミから電気を取りだそう」として、アルミ箔と10円玉、電解液に食酢を利用した電池の製作実験。「PETボトルのリサイクル」として使用済みのPETボトルを利用した工作等を行いました。
 生徒は「実験を交えながらの講義がとても印象に残った」、「ゴム風船を使ったエントロピーの実験が興味深い」、「リサイクルがどれだけ大切か理解できた」、「都市鉱山の話が興味深かった」など感想に書いており、受講者全員が足利先生の授業をまた受けてみたいとアンケートに答えていました。
 とても有意義な2時間になりました。足利先生にはお忙しい中ありがとうございました。


・講義の様子


・エントロピーの実験 ゴム風船を引き伸ばし鼻の下に当てる


・10円玉電池の実験 LEDが点灯しました


・PETボトルの再利用工作

※工業学科における環境問題の取り扱い
 高等学校学習指導要領における工業学科の目標の中には、「環境保全、新素材や新エネルギー開発等に役立つ技術開発に主体的に取り組むなど、工業に関する諸問題を広い視野から適切に解決できる資質の育成が求められてます。また、安全で信頼性のあるものづくりが求められており、法令を遵守し、技術者としての望ましい倫理観を身に付けることが重要となっています。」とあり、環境に関する学習は必修分野となっています。