大連携出前授業を実施しました(電子機械科)
2017年6月28日 21時25分大連携出前授業を実施しました
電子機械科
6月27日(火)に1年電子機械科の専門科目「工業技術基礎」の時間に、鳥取県教育委員会が実施する「平成29年度県立高校・大学教員の教員交流事業」を活用し、公立鳥取環境大学環境学部教授 足利裕人 先生をお招きして「環境・エネルギー問題」をテーマにした「高大連携出前授業」を実施しました。
講義の中では「自然の大法則」としてエントロピーの話やゴム風船を利用したエントロピーの実験、「アルミから電気を取りだそう」として、1円玉と10円玉をそれぞれ4枚と、電解液に食酢を利用した電池の製作実験など、簡単な机上実験を織り交ぜながら、講義を行っていただきました。
生徒は「実験を交えながらの講義がとても印象に残った」、「ゴム風船を使ったエントロピーの実験が興味深い」など感想を言っていました。
とても有意義な3時間になりました。足利先生にはお忙しい中ありがとうございました。


講義中の様子


実験中の様子(1円玉と10円玉をそれぞれ4枚でLEDが点灯)
講義中の様子
実験中の様子(1円玉と10円玉をそれぞれ4枚でLEDが点灯)
※工業学科における環境問題の取り扱い
高等学校学習指導要領における工業学科の目標の中には、「環境保全、新素材や新エネルギー開発等に役立つ技術開発に主体的に取り組むなど、工業に関する諸問題を広い視野から適切に解決できる資質の育成が求められてます。また、安全で信頼性のあるものづくりが求められており、法令を遵守し、技術者としての望ましい倫理観を身に付けることが重要となっています。」とあり、環境に関する学習は必修分野となっています。