H23年度春季鳥取県高校野球大会
2011年5月20日 15時41分≪松下雄也主将が選手宣誓をおこないました。≫
選手宣誓全文
宣誓。私たちはこの冬、例年にない厳しい寒さの中、野球に魂を打ち込み、夢の詰まった白球を追いかけてきました。
その一方で、東日本では、大震災により野球を愛する仲間達が苦しい環境のなかでも、助け合いながら、練習に励んでいます。
私たちは、この鳥取の地から同じ仲間に、そして被災地の方々に「勇気!」「希望!」「元気!」を送りたい。
みんなの「笑顔」と「全力プレー」は、必ず大きな力となります。
私たちは、多くの方々に支えられて、この素晴らしい球場で試合できることに感謝し、正々堂々と笑顔で全力プレーすることをここに誓います。
平成23年4月29日
鳥取県立倉吉総合産業高等学校 野球部 主将 松下 雄也
2分半にもおよぶ松下主将の選手宣誓は、「感動した」「涙が出そうだった」「彼の人柄や気持ち、チームの姿勢が伝わってくるいい宣誓だった」「ここ近年、こんな宣誓聞いたことがない」など、数々のお褒めの言葉をいただきました。ありがとうございました。これらの言葉を主将のみならず、チームの誇りとして活動していきたいと思います。選手宣誓をするにあたり、お手伝いくださった長尾美都子先生には厚くお礼申しあげます。ほんとうにありがとうございました。
1回戦
青 谷000001100|2
倉吉総産00010011×|3
2回戦
鳥取育英001000010|2
倉吉総産000001000|1
1回戦では再三のチャンスがありながら、送りバントなどの小技が決めれず、接戦となりました。また、エース岸が死球で途中交代するなどのアクシデントもありましたが、なんとか勝利することができました。2回戦中国大会出場の中央育英との試合では、岸の代役の2年生山本が好投して接戦に持ち込みましたが、惜しくも敗退しました。2試合をとおして、送りバントや進塁打が決まらなかったことが敗因で今後のチームの課題としてはっきりしました。一方で2年生ピッチャーの岡崎、山本の両投手が大会初出場ながらも活躍してくれたことは、夏の大会に向けて大きな収穫となりました。アクシデントもあり、悔しさの残った大会でしたが、今度こそは万全の状態で臨み、夏の大会で旋風を巻き起こします。