保健室より

伝染性紅斑(りんご病)に注意しましょう

2016年6月29日 19時01分

 6月1日付の保健だよりでもお知らせしましたが、伝染性紅斑(りんご病)に、春先からずっと、かかる子どもが次々にいます。低学年が中心だったのが、最近は中・高学年にも広がりを見せています。
 りんご病とは、かぜ様症状の後に、その名前のように、ほっぺがりんごのように赤くなり、手足には赤い斑点やまだら模様ができます。発疹はかゆみを伴うことが多く、通常1週間くらいで消えていきますが、いったん消えても、日光や運動により再び出ることがあります。感染力は弱く、発疹が出る頃には、感染力が消失しているので、元気な人は登校しても大丈夫です。ただし、日光に当たると、発疹が長引き、運動でかゆみが起こるため、注意しましょう。かゆみが強い時や、発熱する場合は、早めに受診しましょう。