前日までの下準備

昨年まで使っていた、すくも液のたるなどをきれいに洗いました。

本藍建てに必要な灰汁（あく）を約１週間かけ、１２０リットル以上とりました。お湯を沸かしては、灰に注ぎ、４番灰汁（あく）までとります。とても地道な作業です。


いよいよ当日
青戸さんにお会いするのは二度目です。


まずは、すくもを素手でよくもみます。


灰汁の中によく練ったすくもをちぎって入れ、石灰を入れて、よく混ぜＰＨを確かめます。
私たちは測定器を使いました。青戸さんは自分の「舌」で藍液をなめてピリピリ来る」感覚で確かめるそうです。



次に、「ならし」という作業をおこないます。
温めた灰汁の中にソフトボール大に丸めた水あめを入れてとかし、それを藍液に入れたら静かになるまで待ちます。



今回の作業はこれで終わりましたが、毎日休まずかき混ぜることと、1週間後、2週間後と作業は続きます。
きれいな藍色が出るように、願いを込めて毎日の作業を頑張ります。