建設技術者を育成するために必要な実習・体験学習・製図・測量・CAD・模型製作などを学習します。2年次より生徒の希望で建築類型と都市環境(土木)類型に分かれ、それぞれ専門的な学習を行います。快適で夢のあるまちづくりのできる技術者の育成を目指します。





教育課程をPDFファイルで表示します。
令和6年度実施教育課程表.pdf






☆建築類型
 建築物の高層化や複雑化など、生活スタイルの変化にともない、建築の様相も急速に変化していきます。そのため、建築コースでは、さまざまな変化に対応できる、創造性豊かな豊かな建築技術者をめざして、多様な科目を取り入れています。そして、CAD学習にも力を入れ、実社会でまちづくりに活躍できる人材を育成します。

☆都市環境類型
 日本の構造物を代表する高速道路、明石海峡大橋、関西国際空港、青函トンネルなどは世界に誇れる建設技術の成果です。土木コースでは社会基盤である建設工学の知識の授業、実習、体験学習等を通し資格取得に勤め、実社会にに役立つ建設技術者を育成します。






☆建築類型
 2級建築施工管理技術検定、2級管工事施工管理技術検定、建築CAD検定、危険物取扱者、計算技術検定、情報技術検定、小型車両建設機械講習

☆都市環境類型
 測量士補資格、2級土木施工管理技術検定、火薬類取扱保安責任者資格、水質公害防止管理者資格、危険物取扱者、計算技術検定、情報技術検定小型車両建設機械講習

日誌

中学生体験入学を実施しました(建設工学科)

2016年8月17日 16時45分

 鳥取工業高校では毎年、中学生に対して鳥取工業高校での学習内容や学校生活について理解して頂くため、体験入学を実施しています。
 本年度は、8月17日18日の二日間に東部の中学生を中心に各科の説明や施設見学が午前中に行われ、午後からは各専門学科の実習体験等が行われました。

建設工学科では、午前中に学科紹介や取得可能資格・主な就職、進学先などについて説明が行われ、トータルステーション(測量機器)を使用した測量デモンストレーションが行われました。
午後からは、木造実習室にて木材で折りたたみイスを制作しました。
参加者はそれぞれ苦労しながら組み立てを行い、どうにかみんなが完成させることができました。完成した折りたたみイスは各自で持ち帰りとなります。


建設工学科、学科紹介の様子


測量機器を使用した体験


折りたたみイス組み立ての様子

建設工学科 測量士補7名合格!

2016年8月8日 15時40分

測量士補は国家資格であり国土交通省国土地理院が所管しています。建築物や、道路・橋・港湾などの土木構造物を作るには、高度な測量技術が必要とされます。これらを行えるのは「測量士」「測量士補」のみで建設工事の基本となるため有資格者は欠かすことの出来ない重要な存在です。また、自動車のカーナビ、GPS装置の開発など測量の技術が日常生活に深く浸透しておりニーズは高まる一方です。また、合格すれば土地家屋調査士の午前の部試験が免除になります。

 今年度の全国合格率が35.9%です。鳥取工業高校建設工学科の7名の生徒が合格しました。

合格した生徒は井上智博君(中ノ郷中学校出身)・桑村和来君(東中学校出身)・矢田将暉君(桜ヶ丘中学校出身)・山枡亮太君(鹿野中学校出身)(以上3年生)・今嶋健太君(八頭中学校出身)・大野智弘君(桜ヶ丘中学校出身)・中村斗早君(国府中学校出身)(以上2年生)です。7名ともこの資格を生かした進路を希望しており進路決定の際に有利に働くことが期待されます。

 今年の1月から5月まで50回以上の補習を行い、その成果がでました。担当した職員は、建設工学科の4名が中心に指導しました。


後列   山枡 矢田 桑村 井上

前列   大野 今嶋 中村

建設工学科 テクノボランティアを実施しました。

2016年7月22日 16時15分

鳥取工業高校は、本日終業式で明日から夏季休業となります。
1学期最後の日に、テクノボランティアを建設工学科2年生4名で実施しました。
テクノボランティアは、地域の高齢者宅で普段お一人では困難な作業を高校生がお手伝いするボランティアで、鳥工では毎年実施しています。
今回の作業内容は、汚水枡の清掃と排水の詰まり解消、庭の除草作業でした。
参加した生徒たちは懸命に作業し、無事終了しました。