2学期始業式あいさつ

2016年8月29日 09時11分

2学期始業式挨拶

         

みなさん、おはようございます。

 

この37日間、今年も非常に暑い夏休みでしたね。元気に過ごすことができましたか。長い休みだからこその思い出に残るシーンが、それぞれにあったことと思います。 

休みに入ってすぐに中ろう体が山口県で開催され、中学部・高等部の生徒の皆さんは卓球・陸上に参加しましたね。試合では緊張したことと思いますが、それぞれが自分の力を出し、練習の成果を発揮しました。

 

さて、リオデジャネイロでのオリンピックでは日本選手の活躍もすばらしかったですね。メダル獲得数では日本は6位で、41個と過去最高の大健闘でした。私は参加した選手に多くの感動と勇気をもらいました。特に団体戦ではメンバーや応援してくれているみんな、熱心に指導してくださったコーチを思い、最後まであきらめないで試合をする姿は胸が熱くなりました。また、勝った人ばかりが注目されがちですが、負けてしまった選手や残念ながらオリンピックには出ることができなかった選手も、オリンピックに向けてずっと努力を続けてきた選手です。結果だけを評価するのではなく、その努力に惜しみない拍手を送りたいと思います。 

 

さあ、今日から二学期です。10月には学校祭があります。それぞれ大変なことも多いことと思いますが、自分で考えて行動し、みんなが力を合わせて頑張るいい機会です。事前にコツコツと準備することで、その積み重ねが成果となってあらわれます。また、高等部3年生にとっては、進路が決まる大事な時期です。最後まであきらめないで頑張りましょう。そして、二学期末には、みんなの努力を拍手で認め合えるような学校にしていきましょう。