活動の様子

「思索と表現」

第9回SGHセミナーを開催しました

2017年12月29日 17時43分

12月22日(金)
ケニアのナイロビ郊外にある、児童養護施設マトマイニチルドレンズホームから院長の菊本照子さんをお迎えし、本年度最後となる第9回SGHセミナーを実施しました。
マトマイニは、本校が3年前から取り組んでいる智頭町での「アフリカの田んぼ」プロジェクトで田植え・稲刈りをしたお米の送り先です。ご講演の中で、「マトマイニの子供たちにChizu Riceは大人気で、日本=Chizuと思っている。」というお話がありました。プロジェクトに参加した生徒たちも、自分たちが作ったお米がどのように役立っているかを直に知ることが出来ました。
アフリカ等途上国に対する支援の在り方についても触れられ、「施しではなく、その国の人たちが自分たちの力で持続可能な仕事をして、自立して生活できるための手助けをすることが重要だ」ということを述べられました。セミナーに併せて実施したバザーで販売したフェルトアニマルに込められた、作り手の女性たちや菊本さんの思いを改めて知ることが出来ました。