活動の様子

「思索と表現」

ハイレベル講座及び第9回SGHセミナー

2020年2月10日 08時24分

   2月6日(木)講師に山中信幸先生(川崎医療福祉大学 教授)をお招きして「SDGsと開発教育」をテーマに、ハイレベル講座と第9回SGHセミナーを行いました。
ハイレベル講座では、地理Aを受講する生徒を対象に、私たちの考え方を問い直し、世界と日本で言語と人権について考えました。また、SGHセミナーでは、自分と世界の水(例えば毎日の5リットルの生活水のために8時間もかけて水汲みをしている現状)がどのように関わっているかについて考え、「おでこシール」のワークにより固定観念や思考停止の状態を体感しました。
生徒は、「無意識のうちに誰かを排除している、社会では同じように少数を気にしなくて、格差や差別を生み出していると分かった」「私たち自身がルールを決めたのだと気づいたとき、とてもこわくなった。自分が無自覚であったことにすごく衝撃を受けた」などの感想を記していました。
SDGsの基本理念である「誰一人取り残さない」を達成することの大切さと難しさを学ぶことができました。