若桜学園では、毎年森岡さんを講師として迎え、1年生から9年生までが和太鼓の学習をしています。5月27日(金)は、中学生が教えていただきました。毎年教えていただいていますので、学年が進むごとに太鼓も上達し、演奏できる楽曲も増えていきます。太鼓をたたく時のふりつけや発声も教えていただき、演奏する楽しさと一緒に、表現して相手に伝えることも身につけさせてもらっています。力強い音をみんなと合わせて出すことで、一緒に演奏を作り上げる喜びも感じているように思いました。


若桜学園では、全部の学年の教室に電子黒板とデジタル教科書が用意されています。2年生の国語の授業では、このデジタル教科書が大活躍をしていました。新しい漢字を習うときに、一画一画がわかりやすいように違う色で表示され、筆順もわかりやすくなっています。何より、先生の陰になってしまうことがないので、どこからでも見やすいのです。はねやとめもチョークで書くよりもわかりやすく、デジタル教科書を使った学習は、子どもにとってとてもわかりやすいと思います。見て学んだあと、自分で漢字を書く時間もしっかりとれるので、本当に電子黒板とデジタル教科書は、便利な機器だと思います。


5年生が、学校の近くの田んぼで田植えを体験しました。昔ながらの方法で、印のついたひもをぴんと張り、同じ間隔になるように1本1本ていねいに植えていきました。水の管理などはお世話になるのですが、通学途中に観察することで、稲の成長を感じることができると思います。地域の方にご協力いただいて、若桜の子どもたちは貴重な経験をさせていただいています。ほんとうにありがとうございます。


5月16日(月)に、7年生の1学期中間テストが行われました。7年生だけが中間テストをするのは、中学生になって学習内容が難しくなり、それがきちんと身についているのかどうかを確かめるためです。中学生になると、部活動も本格的に始まり、授業もすべて教科担任制になります。この日の中間テストでは、各教科の担当の先生が作ったテスト問題に、時間いっぱい取り組んでいました。今回のテストの結果を参考に、日々の学習や授業の取り組みをさらに向上させてほしいと思います。

