学園トピックス

寒さにも負けることなく

2018年12月18日 18時47分

12月18日(火)の朝は寒く、うっすらと雪が積もりました。雪化粧をした校舎はとてもきれいです。

校庭の眺めもいい感じです。

こういう話題の記事を載せようと思っていたのですが、なんとこの日のお昼に、体づくり委員会による全校遊びが外で行われたのです。給食の時に「鬼ごっこを外でする」という放送が流れたのですが、この寒さの中、いったいどれくらいの児童生徒が集まるのかと見に行ってみました。集まった中にはブーツ姿の生徒も。

今回は範囲を狭めて手つなぎ鬼が始まりました。

若桜学園の校庭はとても水はけがよく設計されていますので、朝、雪が積もっていたとは思えません。初めはコートやジャンパーを着ていた児童も体が温まったようです。

こんな風景が見られるのも若桜学園ならではです。

この日も松下先生は、大人気でした。

これからますます寒くなりますが、冬でも元気な若桜学園でした。

便利な道具

2018年12月18日 18時15分

若桜学園では今年、授業に使う便利な道具を購入しました。授業の話し合い活動の時に小さなホワイトボードを使うことが多いのですが、江副先生が使っておられたホワイトボードが評判が良く、全クラス分を購入しました。12月12日(水)の4年生の算数の授業でも早速活用されていました。

一見すると普通のホワイトボードのようですが、透明なフィルムがついていて、そのフィルムとボードとの間に紙をはさむことができるのです。これにより、紙の上に書いても消すことができ、用意されたいろいろ紙をはさんでスムーズに学習ができます。この便利な道具は「まなボード」といい、これがあることで今までできなかった学習活動ができるようになりました。書いた後はこんな風に黒板に貼ることもできます。

タブレットや電子黒板も活用していますが、このような道具もけっこう使えるものです。

8年生の美術の授業

2018年12月18日 07時34分

12月12日(水)に、8年生の美術の授業がありました。ところでみなさんは「ルビンの壺」をご存知でしょうか。下の右側の写真が何に見えますか?

壺にも見えますが、よく見ると人と人が向かい合っている横顔にも見えます。このようにひとつの絵が2つに見えるものについて、この日は勉強しました。他にも

のように、人の顔と、楽器のようなものを吹いている人を横から見たもののようなものもあるそうです。いろいろな例を見た後、2~3人のグループに分かれ、このような絵を作り始めました。ただ作るのではなく、制作過程を記録したり途中の絵をタブレットで撮ったりしながらしました。

作品を作成する様子を歩き回ってみていると、美術室の片隅にリンゴが。

実はこのリンゴ、美術の岸本先生が作成されたもので本物ではありません。写真ではうまく伝わり切れませんが、手に持ってみても本物そっくりです。リンゴの下のほうも

こんなふうになっていて、とてもよくできています。
いろいろな教科で、それぞれの先生から刺激を受け多くのことを吸収し、健やかに育ってほしいと思いました。

柔軟の日

2018年12月17日 14時32分

今日12月17日(月)は「柔軟の日」ということで、体づくり委員が昼休みにさくらホールで長座体前屈の測定をしました。これは、最近の子どもは体が硬いとよく言われるので、みんなで意識して体作りに取り組もうとして行われたようです。5~9年生の体づくり委員が、みんなの柔軟性を測定し記録しました。


年齢が上がるとともに体が硬くなる傾向があるようですので、疲労の軽減やけがの予防のためにも、柔軟な体作りをみんなで意識しましょう。

集会

2018年12月10日 09時56分

毎週月曜日の朝にさくらホールで集会を行っています。5年生以上の児童生徒集会と、月に一度の全校集会を行っています。前日に初雪の降った12月10日(月)にも集会が行われましたが、若桜学園のさくらホールには冷暖房の設備が整っていますので、寒さに震えることなく集会をすることができます。多くの学校では体育館で集会をしますので、冷暖房の設備がなく、これから風邪やインフルエンザが流行る季節では、集会ができにくくなります。若桜学園の集会では、毎回学年の反省を児童生徒がするようになっており、大勢の前で発表する貴重な機会になっています。

この日も5名に児童生徒が、先週の反省と今週の目標を原稿を見ないで発表しました。これから寒くなる時期を迎えますが、若桜学園の児童生徒はその中でもすくすく育っています。

ご飯にお好み焼き!?

2018年12月7日 18時21分

11月7日(金)の給食のメニューは、ご飯にお好み焼きでした。栄養のバランスを考えて出されている給食に、炭水化物と炭水化物?と思われた方もあると思いますが、それには訳が。

今年から始まった「モデル学校へ特産物を提供する」取り組みの中で、大阪府から若桜学園に「泉州キャベツ」をいただいたので、それを使ったお好み焼きが今日の給食に出されたのです。キャベツのお返しに「ラッキョウの甘酢漬け」をカレーライスと一緒に大阪府の3つの学校に(1620人分)提供したそうです。(詳しいことはこちらをご覧ください。関西広域連合.pdf

この日の給食の時間に、5年生の教室で関西広域連合の方々による「食の学習」が行われました。そして、大阪府の野菜や特産品、食べ物などについていろいろ教えていただきました。そしてみんなで泉州キャベツがたっぷり入ったお好み焼きをおいしくいただきました。実はこのお好み焼き、1枚1枚作ったものを切り分け、給食に出されたそうです。栄養教諭の池田先生、給食センターの調理員に方々、本当にありがとうございました。また、7年生は、広島平和研修の時に行ったおたふくソースの工場で、一人ひとりが自分のお好み焼き(もちろん広島風)を作って食べたのを思い出したのではないでしょうか。

給食で手作りのお好み焼きを食べられる若桜学園は、本当にすごいと思います。

価格の改定

2018年12月5日 09時46分

今まで同一価格だった靴の値段が、今月よりサイズによって変わることになったそうです。
<1~6年生>
 〇体育館シューズ
   21.0~24.0・・・¥1,700円
   24.5~28.0・・・¥1,800円
<7~9年生>
 〇通学靴
   22.0~24.0・・・¥3,850円
   24.5~28.0・・・¥3,950円
 〇体育館シューズ
   22.0~24.0・・・¥3,250円
   24.5~28.0・・・¥3,350円
<全学年>
 〇校内履き
   16.0~20.0・・・¥1,700円
   21.0~24.5・・・¥1,750円
   25.0~28.0・・・¥1,800円
 ※各商品のサイズ外は、予約販売

科学研究発表

2018年12月5日 09時23分

11月29日(木)に八頭郡中学校科学研究発表会が八頭町中央公民館で開かれ、若桜学園を代表して8年生の西川小雪さんが「ペットボトルの水を冷たい状態に保つ方法とは」と題して発表し、優良賞を受賞しました。この発表会は毎年行われているもので、夏休みの自由研究の中から特に優れたものを選出し、発表の練習をして賞を競うものです。最近はプレゼン(プレゼンテーションの略)としてすっかり定着しましたが、この「わかりやすく相手に伝える技術」を身につけることが、いろいろな場面で求められています。若桜学園の児童生徒は、少人数のため普段の授業の中で発表する機会が多く、自然とこのような力が身についています。”少人数のよさ”を生かし、児童生徒一人一人に社会で通用する力を身につけさせたいと思います。

今月の優秀俳句

2018年11月29日 13時02分

11月の優秀俳句を紹介します。今まではPDF形式で紹介してきましたが、今月はこのページで紹介します。本当は縦書きにしたいのですが、できませんので横書きでご容赦ください。

1年生   
   どんぐりが ころころおちる 水の中    本田 拳土
   七五三 おやこでしゃしん かわいいよ    杉田 絢奈
   どうろの木 おちばひらひら はだかんぼ    中島 基稀
2年生   
   みかんさん かわをむかれて はずかしい    梶原 日和
   こがらしが ぼくのぼうしを もってった     熊田 湊斗
   冬の鳥 ゆきふりつつも とびつづけ    福田 芹夢
3年生   
   どんぐりが 山の坂から ころころり    大杉 琉月
   大根が ひょっこり顔出し 成長だ    柿坂  誉
   みかんむく 丸くならんで いいにおい    岩見  樹
4年生   
   みかん食べ ふと気がつくと 十個目だ    吉田 悠人
   暮れ早し 短くこまる 遊ぶ時間    森木 蘭楽
   どんぐりが ぼうしかぶって ファッションショー    西川 力太郎
5年生   
   みそ汁に 大根多めに 入ってる    德田 真備
   どんぐりが ぼうしとまいご こまったな    諸寄 麻亜莉 
   柿の実は 動物たちの 人気者    君野 紗羽
6年生   
   親子熊 こもる準備を ちゃくちゃくと    木下 未唯
   畑行き 大根ほって 足ぬけた    福田 蓮城
   霜をふむ かってに足が さきばしる    桑原 美羽
7年生   
   日短かや 遊ぶ子供の 少なさよ    熊田 陽斗
   大晴の 鷹の羽ばたく 寒い朝    山根 知弥
   どんぐりが かつらをはずし はずかしい    杉田 結翔
8年生   
   肩すぼむ こがらし感じる 通学路    淺井 香乃
   おとなしき 時雨を聞くや 氷ノ山    大久保 斗弥
   寒くなる 熊たちは穴 人は家    杉田 凌憂
   暮早し かけ足ぎみの 帰り道    杉田 舞紘
9年生   
   霜月の 伸びし黒影 背比べ    山根 快生
   大根が 土から白い 顔を出す    三島 奈那美
   どんぐりや どこまで拾えば 無くなるか    上川 周平
   虫たちの 落ち葉の中の 憩いの場    岡崎 凌大

11月の俳句

2018年11月29日 12時33分

優秀俳句の中から、今月の小林賞を選びました。今まではPDF形式で紹介してきましたが、今月はこのページで紹介します。本当は縦書きにしたいのですが、できませんので横書きでご容赦ください。
<今月の小林賞>
おめかしし けんこういのる 七五三
         3年 陣在 武流

最近の七五三といえば、子どもがきれいな服を着て、記念写真をとったり、家族みんなでおいしい食事をしたりすることもありますが、もともとは、子どもの成長を祝って神社にお参りする行事でした。ちょっときれいに着飾って、家族みんなで子どもの健康を祈る姿から、家族の仲のよさと子どもの健やかな成長を願う親の思いが伝わってきます。


霜をふむ かってに足が さきばしる     
         6年 桑原 美羽

秋も深まり、冬の足音が聞こえてくるようになったある朝。いつもどおり登校しようと外に出てみると、初霜が。冬の到来を感じ、寒さに肩をすぼめながらころばないように歩き出してみると、知らず知らずのうちに急ぎ足になっている、そんな朝の風景が目に浮かぶ一句です。


どんぐりや どこまで拾えば なくなるか
         9年 上川 周平

道を歩いていると、道路のかたすみにドングリが一つ。おやっと思って拾ってみるとその先にもドングリが。もう一つ、もう一つとドングリを拾って歩いて行くと、いつのまにかあたり一面にドングリが。たくさんのドングリに、秋の深まりを感じた作者の姿が目に浮かびます。