毎週月曜日の朝にさくらホールで集会を行っています。5年生以上の児童生徒集会と、月に一度の全校集会を行っています。前日に初雪の降った12月10日(月)にも集会が行われましたが、若桜学園のさくらホールには冷暖房の設備が整っていますので、寒さに震えることなく集会をすることができます。多くの学校では体育館で集会をしますので、冷暖房の設備がなく、これから風邪やインフルエンザが流行る季節では、集会ができにくくなります。若桜学園の集会では、毎回学年の反省を児童生徒がするようになっており、大勢の前で発表する貴重な機会になっています。

この日も5名に児童生徒が、先週の反省と今週の目標を原稿を見ないで発表しました。これから寒くなる時期を迎えますが、若桜学園の児童生徒はその中でもすくすく育っています。
今まで同一価格だった靴の値段が、今月よりサイズによって変わることになったそうです。
<1~6年生>
〇体育館シューズ
21.0~24.0・・・¥1,700円
24.5~28.0・・・¥1,800円
<7~9年生>
〇通学靴
22.0~24.0・・・¥3,850円
24.5~28.0・・・¥3,950円
〇体育館シューズ
22.0~24.0・・・¥3,250円
24.5~28.0・・・¥3,350円
<全学年>
〇校内履き
16.0~20.0・・・¥1,700円
21.0~24.5・・・¥1,750円
25.0~28.0・・・¥1,800円
※各商品のサイズ外は、予約販売
11月29日(木)に八頭郡中学校科学研究発表会が八頭町中央公民館で開かれ、若桜学園を代表して8年生の西川小雪さんが「ペットボトルの水を冷たい状態に保つ方法とは」と題して発表し、優良賞を受賞しました。この発表会は毎年行われているもので、夏休みの自由研究の中から特に優れたものを選出し、発表の練習をして賞を競うものです。最近はプレゼン(プレゼンテーションの略)としてすっかり定着しましたが、この「わかりやすく相手に伝える技術」を身につけることが、いろいろな場面で求められています。若桜学園の児童生徒は、少人数のため普段の授業の中で発表する機会が多く、自然とこのような力が身についています。”少人数のよさ”を生かし、児童生徒一人一人に社会で通用する力を身につけさせたいと思います。
11月の優秀俳句を紹介します。今まではPDF形式で紹介してきましたが、今月はこのページで紹介します。本当は縦書きにしたいのですが、できませんので横書きでご容赦ください。
1年生
どんぐりが ころころおちる 水の中 本田 拳土
七五三 おやこでしゃしん かわいいよ 杉田 絢奈
どうろの木 おちばひらひら はだかんぼ 中島 基稀
2年生
みかんさん かわをむかれて はずかしい 梶原 日和
こがらしが ぼくのぼうしを もってった 熊田 湊斗
冬の鳥 ゆきふりつつも とびつづけ 福田 芹夢
3年生
どんぐりが 山の坂から ころころり 大杉 琉月
大根が ひょっこり顔出し 成長だ 柿坂 誉
みかんむく 丸くならんで いいにおい 岩見 樹
4年生
みかん食べ ふと気がつくと 十個目だ 吉田 悠人
暮れ早し 短くこまる 遊ぶ時間 森木 蘭楽
どんぐりが ぼうしかぶって ファッションショー 西川 力太郎
5年生
みそ汁に 大根多めに 入ってる 德田 真備
どんぐりが ぼうしとまいご こまったな 諸寄 麻亜莉
柿の実は 動物たちの 人気者 君野 紗羽
6年生
親子熊 こもる準備を ちゃくちゃくと 木下 未唯
畑行き 大根ほって 足ぬけた 福田 蓮城
霜をふむ かってに足が さきばしる 桑原 美羽
7年生
日短かや 遊ぶ子供の 少なさよ 熊田 陽斗
大晴の 鷹の羽ばたく 寒い朝 山根 知弥
どんぐりが かつらをはずし はずかしい 杉田 結翔
8年生
肩すぼむ こがらし感じる 通学路 淺井 香乃
おとなしき 時雨を聞くや 氷ノ山 大久保 斗弥
寒くなる 熊たちは穴 人は家 杉田 凌憂
暮早し かけ足ぎみの 帰り道 杉田 舞紘
9年生
霜月の 伸びし黒影 背比べ 山根 快生
大根が 土から白い 顔を出す 三島 奈那美
どんぐりや どこまで拾えば 無くなるか 上川 周平
虫たちの 落ち葉の中の 憩いの場 岡崎 凌大
優秀俳句の中から、今月の小林賞を選びました。今まではPDF形式で紹介してきましたが、今月はこのページで紹介します。本当は縦書きにしたいのですが、できませんので横書きでご容赦ください。
<今月の小林賞>
おめかしし けんこういのる 七五三
3年 陣在 武流
最近の七五三といえば、子どもがきれいな服を着て、記念写真をとったり、家族みんなでおいしい食事をしたりすることもありますが、もともとは、子どもの成長を祝って神社にお参りする行事でした。ちょっときれいに着飾って、家族みんなで子どもの健康を祈る姿から、家族の仲のよさと子どもの健やかな成長を願う親の思いが伝わってきます。
霜をふむ かってに足が さきばしる
6年 桑原 美羽
秋も深まり、冬の足音が聞こえてくるようになったある朝。いつもどおり登校しようと外に出てみると、初霜が。冬の到来を感じ、寒さに肩をすぼめながらころばないように歩き出してみると、知らず知らずのうちに急ぎ足になっている、そんな朝の風景が目に浮かぶ一句です。
どんぐりや どこまで拾えば なくなるか
9年 上川 周平
道を歩いていると、道路のかたすみにドングリが一つ。おやっと思って拾ってみるとその先にもドングリが。もう一つ、もう一つとドングリを拾って歩いて行くと、いつのまにかあたり一面にドングリが。たくさんのドングリに、秋の深まりを感じた作者の姿が目に浮かびます。