1月12日(金)に3年次生の応用数学の授業で、課題学習として、三角比を利用して建物の高さを測定する実験を行いました。今年度最後の授業ということもあり、高校で学んだ内容が身近なことにどう生かされているかを体験するのが目的でした。
まず、校舎の高さを測定するために、見上げる角度を測る器具(角度測定器)を作成し、実験に臨みました。
生徒たちはペアやチームになって見上げた角度(仰角)を記録し、教室に戻ってから計算をして校舎の高さを求めました。
それぞれの結果を共有し、大きな誤差も出ることなく、実験は概ね成功となりました。

<角度測定器を作っている生徒たちの様子>

<角度測定器が完成!>

<地面から目線の高さまでの長さを測定>

<校舎のてっぺんを見上げた角度を測定>

<各自が集めたデータを用いて計算しました。>
1月10日(水)に校内特別教室に於いて、3年次生の就職内定者(28名)のための就職セミナーがリモート配信で開催されました。
新社会人になるにあたっての心構えや早期離職のデメリットなどを講師の方から分かりやすく説明していただきました。
入社が近づき不安を抱えている生徒が多い中で、講師の方から過去の事例を参考にして、的確なアドバイスをいただきました。
約2時間のセミナーでしたが、参加生徒たちは熱心に講師の話に耳を傾け、前向きに学習をしていました。

<意欲的に学習に取り組む生徒たち>
1月9日(火)に第3学期始業式が第一体育館で執り行われました。
校長式辞の冒頭では、元日に起きた能登半島地震で亡くられた方々への哀悼の意を表しました。
新年のスタートとともに大きな災害や事故が立て続けに起こり、秋に実施された避難訓練のことにも触れられました。想定外のことに遭遇した時の適切な行動や判断ができる力を身につけていくことの大切さのお話をされました。
次に、箱根駅伝で優勝した青山学院大学の原監督の話題から、なりたい自分や自分の目標を的確に表現する力を養ってほしいというお話がありました。
冬休み中に活躍した本校生徒の紹介、学年ごとに新年を迎えて頑張ってほしいことのメッセージも送られました。
最後に、今年の干支である辰年に因んで、生徒の皆さんが昇龍のように飛躍することの期待の言葉が述べられました。

