お知らせ

令和7年度会計年度任用職員(SSH事務補助)の募集について

以下のとおり職員を募集しますので、期限までに必要書類を提出してください。詳細は別添要項のとおりです。

1採用期間 令和7年4月1日から令和8年3月31日まで

2採用人数 1名

3募集締切 令和7年2月20日(木)※郵送の場合も必着

4採用試験 令和7年2月25日(火)受付午前9時まで

R7募集要項(事務補助SSH).pdf

採用試験申込書.pdf

      

日誌

SSH沖縄研修2日目

2025年1月16日 12時28分
今日の出来事

令和7年1月15日(水)、沖縄科学技術大学院大学(OIST)を訪問しました。

午前中はまず、4組のグループがOISTの学生に、今まで取り組んできた研究について英語で研究発表を行いました。1グループ目は「ユーカリの影響について」、2グループ目は「珪藻は環境指標生物について」、3グループ目は「地球温暖化に伴う海洋への影響について」、4グループ目は「植物がもつアレロパシーについて」発表しました。生徒は、英語での質疑応答に苦労しながらも、グループで協力し合いながら自分たちの力で乗り切ることができました。

沖縄研修 1日目① 1

沖縄研修1日目① 2

沖縄研修1日目① 3

沖縄研修1日目① 4

発表を終えた後、1年次生 薮内 佑虎さんは「最初に英語で発表をすると聞いた時は、不安があったが、班員と休憩時間や放課後に多くの時間を費やして準備をしてきた。質疑応答など、うまくいかないことがたくさんあったが自信を持って発表することができた。」と感想を述べていました。また、1年生次 田口 颯太郎さんは「英語での発表は不安だったが、みんなで協力してギリギリまで研究し発表をしっかりやり遂げることができてよかった。しかし、質疑応答では、なんとか英語を聞き取ることはできたが、素早く英語で答えることが難しくて、つたない英語でも勇気を出して話すということが、自分には足りなかったことを痛感した。このような新たな課題を見つけることができたので、これから改善できるよう努力していきたい」と感想を述べていました。他の生徒も同様に、英語での質疑応答の難しさを実感し、対応力のある英語力を身に着けたいと前向きな姿勢を見せていました。

次に、キャンパスツアーを行いました。世界各国から集まった教員や学生が英語を公用語として研究を行っている様子や、最先端の研究設備が整った施設などを見学しました。OISTは東シナ海を一望できる高台に位置しており、美しい海と空、豊かな緑を一望することができました。また、建物は、まるで美術館のような洗練された美しい造りとなっており、生徒たちから度々歓声があがっていました。

沖縄研修1日目② 2

午後からは、OISTの学生との交流を行いました。まず、アメリカ出身の学生によるキャリアトークでは、彼女が研究者になり今に至るまでの道のりや、現在行っている「染色体と細胞分裂」の研究内容などについて英語で聴きました。その後、研究室での研究の様子を見せていただきました。次に、蟻の研究をされている学生やがん細胞を用いた細胞分裂ついて研究されている学生と交流をしました。

沖縄研修1日目② 4

沖縄研修1日目② 5

1年次生 秋庭 楓歌さんは「今まではあまり興味を持っていなかった分野も実際に触れてみることによって、自分のもっと学びたいという意欲が高まった。」と感想を述べていました。

OISTでの研修を終え、1年次生 中村 姫夏さんは「OISTの学生の方々は自分の好きなことや興味のある研究に没頭していることがとても素敵だなと思った。興味のあることや自分の大学など将来について考えようという気持ちが強くなった。」と感想を述べていました。

OIST訪問での経験が、生徒の今後の探究活動や進路選択、さらに社会に出てからの活動に活かされることを期待します。