令和7年6月10日(火)、台湾桃園市立陽明高級中学校より林 裕豐校長先生をはじめとする23名の訪問団を迎え、国際交流を行いました。この交流は2008年から始まったもので、今回で12回目の訪問になります。
初めに、多目的ホールにて生徒交流を行いました。本校からは昨年度台湾を訪問した生徒と今回新たに希望した生徒が参加し、お互いの自己紹介やお土産交換、クイズ大会を行いました。



歓迎式典では、まず野間校長が「高校生世代で互いの言語や文化を学ぶことは貴重な経験であり、成長につながる。また、東日本大震災の際に義援金を集めて送ってくださったこと、オンラインでの『加油!』の励ましの言葉は今でも忘れません」と歓迎と感謝の言葉を述べました。

陽明高級中学校 林校長は「コロナ禍を経て再会できたことを嬉しく思う。両校の友好を深める機会にしたい」と挨拶されました。

続いて、本校生徒会長 伴藤 菜摘さんが歓迎の言葉を述べ、それに応えて、陽明の生徒代表 林さんが英語で、廖さんが日本語で、昨年度の本校の台湾訪問時にともに過ごした思い出と、この度の再会を楽しみにしていたと挨拶しました。


その後、本校からは記念のクリスタルプレートを、陽明高級中学校からは記念のトロフィーをそれぞれ寄贈し、生徒同士も記念のグッズ等を渡しました。


続いて陽明高級中学校の皆さんが、陽明高級中学校校歌と野球応援ダンス、「小さな恋のうた」を披露してくださいました。

本校からはまず合唱部が台湾でもカバーされた「時代」を披露しました。

続いて弦楽部がエルガーの「愛の挨拶」と名探偵コナンのテーマ曲を披露しました。

そして吹奏楽部が「マツケンサンバ」を披露し、会場全体が笑顔と拍手に包まれました。

最後に應援團が力強い演舞を披露し、歓迎式典を終わりました。

その後、本校生徒もともに食堂で昼食を取りながら交流を深めました。そして昼食後に名残を惜しみながら見送りました。


生徒たちは「英語がうまく話せなくてもスマホを使ってコミュニケーションができ、国が違ってもオシャレやかわいいと思う感性は同じだと思った」「もう少し日本のいろんな体験をしてほしかった」など話してくれ、短いながらも異文化交流の意義を感じる時間になりました。

12月には本校生徒が台湾を訪問します。相互の交流がさらに深まることを期待します。