野間校長

  ご挨拶
 
 令和7年4月に校長として着任しました野間佳浩(のま よしひろ)
です。よろしくお願いいたします。
 日頃から、本校の教育に対し、地域の皆様をはじめ多くの皆様から御支援、御声援を頂き、誠にありがとうございます。厚く御礼申し上げます。
 1899年(明治32年)、米子中学としてこの勝田ヶ丘の地に開校して以来、質実剛健の校訓、文武両道の校風のもと、地元米子に、鳥取県に、日本に、そして世界に有為な人材を輩出してきました。本年をもって126年の歩みは、校歌の一節にありますように、「世紀の偉業いざ樹てん」とばかりの輝かしい歴史と伝統を誇ります。スクールミッション「未来を拓く人財の育成」と定め、生徒、教職員とも「高い志」をもち、30年、いや50年先まで輝き続ける学校でありたいと決意しているところです。  
 平成29年に始まったスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の取組は、2期9年目を迎えます。「打って出る」と称し、内外の発表会、コンクール及びコンペティションに積極的に参加する姿勢は確実に広がり、分野を問わず物事を科学的に思考する探究心を育んでいます。予測できない未来と言われている昨今の時勢に対して、主体的に問題解決の糸口を見出し、それぞれが社会貢献力を身につけようとしています。また、コロナ禍があけた近年は全校生徒の約1割が国際交流活動にも参加し、海外に赴いては視野を広げ、「探究と実践」及び「吸収と伝播」の好循環となっています。今後はSSH3期目を目指して邁進していくことが最大の道標です。
 先日の始業式で2、3年次生には、「奇跡を起こしてほしい」、「自己管理能力を身につけてほしい」という願いを、入学式で新入生には、小さなことの積み重ねの大切さと壁にぶつかったときに自らの力で越えることを伝えました。これらのことは、私自身の教員生活の中で出会った数多くの師から学んだものです。私たち教員の一番の張り合いは、生徒の成長を実感できることに他なりません。ともに学び、ともに成長する。ありきたりではありますが、そんな毎日を送りたいと思っています。
 
大山
                    米子東高校から仰ぎ見る秀峰大山の雪帽子
 
「世の灯の 使命享け 未来を創る 勝田丘 世紀の偉業 いざ樹てん」
 教職員一丸となって米子東高等学校教育の推進してまいります。
地域の皆様、同窓生の皆様、すべての方の叡智と協力をお寄せいただきますようお願い申し上げて挨拶とさせていただきます。
令和7年4月
                                    鳥取県立米子東高等学校長  野間 佳浩

令和7年度

4月 入学式式辞

令和6年度

4月 入学式式辞 

3月 卒業式式辞

令和5年度

4月 入学式式辞

 3月 卒業式式辞

令和4年度

令和3年度

令和元年度