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SSHニュース

令和元年度中国地区SSH担当者交流会

2019年7月26日 16時46分

令和元年7月19日(金)に、令和元年度中国地区SSH(スーパーサイエンスハイスクール)担当者交流会が開催されました。中国5県から、SSH指定校の代表者が集まり、各学校の指導方針やSSH指定校としてのあり方等、様々な情報を共有しました。
                 

 
開会前に、「課題探究基礎」等の授業で、本校におけるSSHの取り組みを見学いただきました。1年次生「課題探究基礎」の授業では、言語技術の授業を行いました。議論や、プレゼンテーション、論文作成に必要な、自分の思考を整理し、考えを相手に正確に伝え、対話・議論・文章を構築するトレーニングをすることで言語を効果的に使う技術を学習します。当日は『論拠の確認/事実と意見』をテーマに、議論を行ううえで、「相手と共有していると思い込んでいる論拠はないか?」「事実と意見という主観と客観を混同させて話をしたり、聴いたりして情報に惑わされてないか?」を学習しました。各校の先生方も、メモ等をとりながら見学しておられ、大変有意義な時間となりました。
 
 
開会行事は、田中宏校長の挨拶から始まり、鳥取県教育委員会事務局高等学校課高校教育主査兼指導担当係長 中原裕美子様、科学技術振興機構 SSH南地区担当主任調査員 鈴木清史様によるお言葉をいただきました。
 
 
 
次に、本校の卒業生でもある、文部科学省科学技術・学術政策局 人材政策課 次世代人材育成係 伊藤充哉様に「今後のSSH事業の方向性とSSH指定校のあり方について」をご講演いただきました。科学技術人材の育成を取り巻く動向、SSH事業の現状、SSH事業に対する評価・指摘、SSH指定校のあり方の4つを柱としてお話いただきました。現状を知り、これからのSSH事業がどのように進んでいくべきなのかを、考えるきっかけとなりました。
 
 
その後、各校の代表者による、ポスターセッションが行われました。鳥取県より、本校と学校法人鶏鳴学園 青翔開智中学校・高等学校の2校、岡山県より、岡山一宮高等学校、津山高等学校、学校法人ノートルダム清心学園 清心中学校清心女子高等学校、玉島高等学校、倉敷天城高等学校の5校、島根県より、益田高等学校、出雲高等学校の2校、広島県より、西条農業高等学校、国立大学法人広島大学 広島大学附属中・高等学校の2校、山口県より、下関西高等学校、徳山高等学校、宇部高等学校の3校、計14校が前半・後半に分かれて、ポスターセッションを行い、各学校のSSH指定校として行っていることや、指導方針についての話を聞き、意見交換等を通して、今後のSSHのあり方を考えました。県内外問わず、各学校での指導方針等を知ることができ、有意義な時間となりました。
 
 


閉会行事では、文部科学省科学技術・学術政策局 人材政策課 次世代人材育成係 伊藤充哉様と科学技術振興機構 SSH南地区担当主任調査員 鈴木清史様に指導助言をいただきました。さらに、来年度幹事校である島根県立益田高等学校校長 柿本章様にご挨拶いただきました。そして、田中宏校長による挨拶で閉会となりました。
 
 
 
 
この度の令和元年度中国地区SSH(スーパーサイエンスハイスクール)担当者交流会では、今後の学校としてのあり方や指導方針を改めて考えるきっかけとなりました。未来を拓く人財育成を目指し、生徒の成長を促せるよう、よりいっそう努めていきたいと思います。