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SSH関連のイベント案内が、教務室前に掲載してありますので、興味のある方はぜひご確認ください。


SSHニュース

SSH エキスパート教員招聘事業

2019年12月20日 14時43分

令和元年12月12日(木)、明治大学高大連携教科研修プログラム エキスパート教員招聘事業として、5名の先生に公開授業を実施していただきました。県外から招聘した高い指導力を有するエキスパート教員による公開授業を実施し、実践展開される授業や合評会を通して県内外の教員の教科指導力向上を図り、併せて、生徒の学習意欲や知的好奇心の喚起を図ることを目的とし、生徒・教員ともに刺激になる授業となりました。

国語では、奈良女子大学附属中等教育学校 二田 貴広先生に「見える世界を広げ伝え合う~知識理解から伝え合う力と創造的に考える力の向上へとつなげる学びのデザイン~」を単元に授業していただきました。生徒たちから「様々なことに疑問を持ち、挑戦する姿勢が大切だと思った。」「話し合う時間があることで、自分の意見や感じたことを深めていくことができた。」「普段は見ない視点から物事を考え、クラス全員で共有することが新鮮で楽しかった。」等の声があがりました。
 

数学では、桐朋中学・高等学校 荒井 嘉夫先生に「数学の贈り物―数学的頭脳の作り方―」をテーマに授業していただきました。生徒たちから「自分の知っている数学の授業とは違って面白かった。」「日常生活の中に数学が溢れていることに驚いた。」「数学がより身近なものに感じ、勉強をしていくモチベーションにつながった。」等の声があがりました。
 

地歴(日本史)では、親和中学校・親和女子高等学校 勝山 元照先生に「中世の天皇を考える」をテーマに授業をしていただきました。生徒たちから「資料から読み取り、考えることの難しさを感じた。」「ディスカッションの大切さを実感できた。」「天皇について深く考えるきっかけになってよかった。」等の声があがりました。
 
理科(化学)では、前お茶の水女子大学附属高等学校 石井 朋子先生に「器具を用いて、太陽光を観察し、光の性質を調べる」、「水溶液を通して太陽光を観察する」の2つを柱に授業をしていただきました。生徒たちから「普段見ている色が、どのようにして私たちが見る色になっているのか分かり、奥深い世界だと感じた。」「物理や生物といった明確に分けられて学習していることが、多方面から見るときちんと関わり合っていることに気づけた。」「視野を広げ、多方面から考えられるように、今後の学習につなげていきたい。」等の声があがりました。
 
英語では、神戸女学院中等部・高等部 寺口 浩先生に「ディスカッション」をメインに授業をしていただきました。生徒たちから「普段行わないような授業形式だったので、いい経験になった。」「自分の考えを相手に伝えることの難しさを改めて実感した。」「相手が言っていることを理解するのに苦労した。」等の声があがりました。
 
授業後に、明治大学より大学や進路についての説明会が行われました。希望者が参加し、進路選択の幅を広げていました。